ブログ・コラム - パート 30

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アイスブレイクとチェックイン

2019.10.7

『チェックイン』と『アイスブレイク』よくセミナーやミーティングの時に使われることがあります。私自身もあまり考えずに、セミナー等であまり気にせずに使っていたのですが、改めてググったり本を見返してみたりしました。

『チェックイン』普段の生活では、宿泊施設に入る時、飛行機に乗る前の手続きの時に使いますよね。ある場に入っていく前の手続きのようです。会議やセミナーであれば「私はここに入ります」ってことを表す手続きです。

『アイスブレイク』氷を壊すという表現のように、始める前に発想を柔軟にできるように緊張をほぐすためにちょっとしたゲームやアクティビティをすることだそうです。

そういう定義だと、私が良くやるのは「チェックイン」かなー、よくやるのはセミナー前とかに自己紹介もかねて、テーマに対する課題意識をテーブル単位や隣の人と話したりすること。インプットの前のアウトプットによって、インプットの質が良くなるかなーと思うので。(このインプットとアウトプットという使い方も少し抽象的かもしれません)

会議の前の「チェックイン」、私はここにいますよ~ということで、初対面だとちょっとした自己紹介と今の気持ちなどを言ってもらうことが多いかな?人数が多いと3人ひと組みのグループとかにして。

あまり具体的な事柄ではなく、気持ちや気分などから入っていくのが、共感しあえ、状況を感じあえることになり、次の具体的な話題に入るときに気持ちの許容範囲が広がり解決の方向性で話が広がるはずです。社内の会議でも応用できるのは、近況と今の気持ちをひとり1分程度で話してから本題に入ること。事実の「予定がたまっていてできていません」というより「予定が多くて、ちょっと精神的にしんどくなっています。」と感情まで言ったほうが周囲も解決策を考えてやろうって気になりませんか?本人も気持ちが楽になるはずです。

『チェックイン』気軽に使ってみませんか?よく使うのは「GOOD or NEW」3日間や今朝、「良かったこと」や「新しい発見」とかを一言話してから会議に入ること。あと、『チェックアウト』として一言ずつ今日の感想や宣言をするっていうのもありますね。

写真はセミナー等と少し関連して、先日、私が受講した福谷 彰鴻(ふくたにあきひろ)さんの「学習する組織」のワークショップの冒頭にて。こういう気持ちと姿勢、大切にしたいですね。会議やセミナーの場に限らず、今の場に集中して、オープンな気持ちで、異なる視点も受容して自分事にしていくこと姿勢は大切にしたいと思います。

こちらのワークショップとっても興味が更に深まり、教育の可能性や大人が学び続ける意義を改めて考えてみることになりました。また機会みて、こちらでも紹介します。

参考サイト:https://mylearningsandbox.wordpress.com/

あと、アイスブレイクで面白い例はいろいろとググっていただければ見つかります。ちょっと面白いのを下記の転職サイトでも見つけましたので良かったら・・・

https://mynavi-agent.jp/dainishinsotsu/canvas/2016/11/post-5.html#sec_2

ここから更新・・・何というタイミング!!ちょうど、SILKコーディネーターの山中はるなさんも寄稿している以下の本が10月25日に発売予定だそう。ちらりと見ましたが、このブログ内容より詳細に分かりやすい本となっています!!

「はじめてのファシリテーション」予約販売中です。

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%AF%E3%81%98%E3%82%81%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%86%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-%E9%88%B4%E6%9C%A8%E5%BA%B7%E4%B9%85/dp/4812219035

中小企業診断士 阪本純子

人財育成

 

事業継続力強化計画 申請書の作り方 1名称等

2019.9.24

こんにちは。浦出奈緒子です。

去年、関西空港が浸水する台風被害がありましたが、今年は千葉で長期間停電する台風被害が発生しています。千葉に住みたくて住みたくて千葉県の大学に行った私にとって、千葉県は大切な土地で、被害の大きさに胸を痛めています。

このような災害に合わない方がいいけれど、避けられないのが自然災害。平時にどういうことを行っておくべきか、どんなことが想定されるのかを考えることも経営の上では重要で、それを書類にするのが事業継続力強化計画です。

申請書の作り方ですが、公式の手引きに沿うと作成できます。

https://www.kansai.meti.go.jp/2chuusyou/saigai/jigyokeizoku.html

 

今日は(別紙)事業継続力強化計画の1名称等についてです。

まずは会社情報を記載しますが、ここでいくつか判断に悩む点が出てきます。

①常時使用する従業員の数

 これはいわゆる正社員の方の数ではなく、労働基準法第21条に該当する方を除いた人数です。

 労働基準法第21条に該当する方とは、日雇いの方、2ヶ月以内の期間雇用の方、試用期間の方、などです。

 労働基準法第21条:https://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=322AC0000000049#89

②業種

 手引きが更新され、業種が最初の選択式から

 日本標準産業分類の中分類(2桁)の記載に変わりました。

 日本標準産業分類コード:https://www.e-stat.go.jp/classifications/terms/10

③法人番号

 法人番号とは、法人マイナンバーのこと。下記から確認できます。

 https://www.houjin-bangou.nta.go.jp/

 

続きはまた次回に。

 

 

顧客を知る、顧客に教える

2019.9.24

前回のブログからの続きです。

 

今の時代にとって必要な営業の役割とは何でしょうか?

 

頑張ってもなかなか成果が出にくい時代。

HPやSNS等の普及で顧客が情報収集することが可能な時代です。

 

このような時代だからこそ、私は営業のマインドセットを変えることを提案しています。

 

「営業訪問からお役立ち訪問へ」

1件でも多くの顧客を訪問して足で稼ぐ時代から、顧客のお役に立つという意識で顧客のお困りごとや悩みを聞いて、それを共に解決していく同志としての役割が求められています。

 

その為に必要なことは何でしょうか?

 

それは顧客を知ることです。

当然ですが、顧客のことを知らなければお役に立つことはできません。

 

皆さんも誰かの役に立ちたいと思ったとき、まずはその人の話を親身になって聞くところからスタートするのではないでしょうか。

営業も同じように、まずは顧客のことを知るところスタートします。

 

「顧客のことを知る」為には、顧客が色んなことを話してくれるような関係性を築く必要があります。

いきなり見ず知らずの営業担当者に、自社の悩みやお困りごとを話す経営者はいません。

この人なら信頼できる、自社の役に立ってくれそうだと思って、はじめて顧客は本音を話し始めます。

まずは、「顧客に知ってもらう」ことが必要です。

 

顧客は営業担当者から商品・サービスを売ってもらいたいとは思っていません。

営業担当者から売り込みをされると、人は心理的に抵抗をみせます。

ではどうすればいいのでしょうか?

 

営業の役割の最後は、「顧客に教える」です。

人は売り込みをされることには拒否反応を示しますが、自分が興味関心のあることに対して教えてくれる人の話は聞いてくれることが多いです。

顧客の悩みやお困りごとを親身になって聞いてお役に立つ意思を示し、顧客の関心事のテーマに沿った情報を教えてあげることが、今営業に求められる役割です。

 

 

 

 

 

 

 

この3つを意識し、自社の営業活動をゼロから見直すことが「ゼロからセールス」の最初のステップとなります。

7つの質問で独自のポジショニングを考える

2019.9.11

前回のブログで、マーケティングのキモは「ポジショニング」だという記事を書きました。
今日は、ポジショニングを考える際の7つの質問について書きます。

ポジショニングとは、端的に言うと「〇〇ならあなたの会社(会社そのもの・製品・サービス)」と顧客や見込み客に認知してもらえるよう、自社独自の価値を作り上げていくことです。

見込み客の頭の中にニーズが発生した時に、まず初めに思い浮かべてもらえるか・・・
独自のポジションが確立されていなければ、思い浮かべてもらうことはできません。

「四条烏丸でパスタが食べたくなった時に行くお店は?」
「四条烏丸で肩が凝ってきた時に行く、マッサージ店は?」
「京都でマーケティングのセミナー講師が必要な時は?」

この時に頭に思い浮かぶところは、皆さんの中で「No.1」のお店、会社です。
実際には、No.2、3も思い浮かんで比較での購買になりますが、確実に「No.1」が選ばれやすいですよね。

その「No.1」を作るのが、まさにポジショニングです。
また、「No.1」にはなるのではなく、作るという発想が大切です。

では、どのようにして「No.1」を作ればいいのかです。
専門特化、選択と集中で「小さなNo.1」を作るという視点を持ちながら、以下の質問の答えを考えてみましょう。

1.競合が価値を届け切れていない見込み客、分野はないか?
2.業界に感じているお客の不満・不安・不便・不快は何か?
3.理想の顧客に最もお役に立てる価値は何か?
4.業界初、地域発と名乗れるものはないか?
5.競合の強み、特徴は何か? → 別の視点でポジショニング
6.競合の弱みは? → 弱みにつけこんでポジショニング
7.競合商品で解決できていない顧客の「不」は? → 弱みにつけこんでポジショニング

✕「生鮮食品ならアクセルスーパー」
✕「カフェといればアクセルコーヒー」
✕「経営コンサルタントならアクセルコンサルティング」

大きな視点を持つと「No.1」を作り出すことができません。

〇「大手スーパーでは取り扱いにくい、できる限り無添加・減農薬のこだわり生鮮食品ならアクセルスーパー」
〇「オーガニックでかつカフェインレスのコーヒーを使った妊婦さんや授乳期のママのためのカフェといればアクセルコーヒー」
〇「京都で売上高5億円未満の事業改善に特化した経営改善ならアクセルコンサルティング」

「・・・・・・A・・・・・・なら・・・・・・B・・・・・・」

Aにはターゲット、顧客ニーズ・不満・問題、地域、

ニッチに絞り込み、小さな市場で「No.1」を作り出すということを考えてみましょう!

2019年(平成30年度)補正 サービス等生産性向上IT導入支援事業 2次公募A類型 採択頂きました

2019.9.10

こんにちは。浦出です。

今月6日(金)に発表となったIT導入補助金。

当社は今年初めてIT導入支援事業者となりましたが、申請した事業者様の採択を無事頂きました!

他の補助金もそうですが、申請書の作成には事業所様のご協力やコミュニケーションが欠かせません。

2次公募はどの補助金も採択率が厳しくなりますが、今回事業所様との関係性が良かったので採択を頂けたと思っています。申請で感じたのは補助率は1/2ですが、ITを導入したい企業様にはとても使いやすい補助金だということです。

申請はWEB上ででき、WEBではアンケート形式で経営についてかんたんに振り返ることができるので、忙しい毎日の中、考える時間を作るきっかけにもなると感じました。

今後のご支援を通じて得られたこと、差し支えない範囲でお伝えできればと思っています。