8月, 2023 | ブログ・コラム

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2023年08月の投稿

ChatGPTの新機能3選!知って得するChatGPTの最新機能を徹底紹介

2023.8.25

皆さん、ChatGPTをきちんと使いこなせていますか?最近は、大企業だけでなく、東京都などの自治体も導入しており、人手不足の中、限られた人数でいかに効率的に業務をこなせるかが非常に重要になってきています。弊社でもChatGPTや生成AIに関してブログや勉強会で情報発信をしています。興味のある方は是非ご覧ください。

ChatGPTを使いこなせ! ~業務効率化を実現する方法とポイント~

生成AIの波に乗れ!中小企業経営者が生成AIを活用すべき3つの理由

今回のブログでは、ChatGPTを使いこなそうと頑張っている中小企業の経営者に向けて、知っておいて得するChatGPTの新機能3選を紹介します。

 

①質問を学習させない設定

ChatGPTは高度な文章生成能力を持っていますが、これは様々な質問内容を学習することで達成されています。そのため、ChatGPTを利用する際に社内の機密情報を入力すると、その情報も学習するため情報漏洩のリスクが考えられます。しかし、業務でChatGPTを使うためには、そのような重要な情報の入力が必要な場面もあります。

このジレンマを解決するために、ChatGPTには「学習させない設定」が用意されています。具体的には「Setting & Beta」メニューの「Data controls」内にある「Chat history & training」オプションをオフにすることで、チャットの内容が学習されるのを防ぐことができます。これにより、機密情報を安全に扱いながらChatGPTを活用することが可能となります。

ただし、この設定を利用する場合、注意点があります。学習させない設定を選択すると、チャットの内容は30日後に自動的に消去されてしまいます。そのため、大切な情報や対話の履歴を残しておきたい場合は、別途保存することが必要となります。

 

②カスタム命令(Custom instructions)

ChatGPTには新機能として、ユーザーが繰り返し入力する役割やプロンプトを省略できる「カスタム命令」機能が追加されました。この機能は、有料版では7月から、無料版では8月から提供が開始されました。この機能のメリットは、同じ業務内容に関してChatGPTを継続的に使用するユーザーがプロンプトの入力を省略できます。つまり、作業の時短に貢献します。

このカスタム命令機能を利用するためには、「Custom instructions」の設定から、ユーザーが通常入力するプロンプトを設定することで活用できます。さらに、この機能を使用することで、ChatGPTに対してどのような回答をしてほしいかの指示も設定可能です。これにより、ユーザーのニーズに合わせたカスタマイズが実現されます。ただし、別の設定でチャットをしたい場合は、カスタム命令を解除する必要があることに注意が必要です。

 

③プロンプトや回答のコピペ機能

ChatGPTで生成された回答を頻繁にコピペする方にとって非常に便利な機能が存在します。生成された回答の右上に表示されているボードマーク(図1)をワンクリックするだけで、その回答をコピーできます。その後、任意の場所にペーストすることで情報を転記することが可能です。

また、チャット全体の内容を参照したい場合は、チャット画面の右上にある特定のマーク(図2)をクリックすることで、チャットの内容を全て含むページへのリンクを取得できます。このリンクを使用することで、オンライン上でチャットの全内容を確認することができます。ただし、質問を学習させない設定(①)と、チャット全体のコピペ機能(③)を同時に使用して、情報を保存することはできないことに注意が必要です。

 

 今回は、ChatGPTの機密情報を安全に扱う「学習させない設定」、繰り返しの入力を省略する「カスタム命令」、そして回答やチャット内容を簡単にコピーできる機能について紹介しました。今後ChatGPTはさらに進化し、新機能をさらに追加させるとOpneAI社は発表しています。ChatGPTがさらにバージョンアップされた際には弊社から情報発信させていただきますので、定期的にブログやメルマガ、弊社主催の勉強会にアクセスしていただければと思います。

 

経営コンサルタント

平田 紘基

復活!リアルコミュニケーション ~メラビアンの法則に学ぶ~

2023.8.8

とにかく暑いこの夏。普通に仕事をして家に帰るだけの一日の活動でも体力を奪われるような気がします。体にはこたえますが、それでも、4年ぶりの祇園祭完全開催、4年ぶりの天神祭船渡御、4年ぶりの花火大会、4年ぶりの甲子園全校入場行進などなど、世の中「4年ぶりの○○」が多く、否が応でも気分は盛り上がりますね。
お盆休みに帰省で地元に帰ってくる旧友と久しぶりの再会というのもこの夏は多いかもしれません。私も、今年はそんな企画がいくつかあるので、忙しくなりそうですが楽しみです。その参加率の高いこと!みんなコロナ自粛の反動でしょうか。予定されているどの集まりも、声掛けしたメンバーの約9割が参加です。普段、SNSなどオンラインでつながってはいても、やっぱり会いたい!という感じでしょうか。

つい先日、その第一弾があり、行ってきました。久しぶりの再会に思わず握手やハグ!そして、だれもが言ったのが「やっぱりリアルがええよなぁ~」
コロナ禍でのリモートワークの経験談が話題にのぼりました。オンラインでのビジネス交渉、特に相手が外国人の場合は難易度が高く、直接会えばどうにかコミュニケーションできるものの、オンラインではまるで無理だったとか、オンライン飲み会をやってはみたものの、盛り上がらず失敗だったとか。リモート飲み会もやり方によっては楽しくできるそうですが、少なくとも私の周囲では成功例が少なく、こうして「やっぱりリアルよなー」とか言っているのは昭和世代だから?と思わなくもないですが、とにかくやっぱりリアルがいいと、それは私も同感です。

どうしてリアルがいいのでしょう?
それは、ノンバーバル(=非言語)コミュニケーションが影響しているためだと考えられます。ノンバーバルコミュニケーションとは、表情や顔色、ジェスチャー、姿勢、目線など非言語的な手段で情報を伝えるコミュニケーションの一形態です。人間は日常のコミュニケーションにおいて、言葉だけでなくノンバーバルな要素も積極的に利用していて、その影響は大きいとされています。

心理学者のアルバート・メラビアンによって提唱された「メラビアンの法則」は、コミュニケーションにおいて言語情報(会話そのものの内容)が7%、聴覚情報(声の大きさや話すスピードなど)が38%、視覚情報(表情や視線など見た目や仕草)が55%の割合で相手に影響を与えるというもので「7-38-55のルール」や「3Vの法則」とも呼ばれています。

メラビアンの実験結果では、話している内容と声のトーンや表情が一致しない場合、人は表情を優先して受け取る傾向にあります。たとえば
・笑いながら叱る ⇒ あまり本気で怒っていないという印象を受ける
・不機嫌そうに御礼を言う ⇒ 心からの感謝ではなく不満があると受け取られる

このことから、コミュニケーションを取る際、話し手の意図を正確に伝えるには、言語情報・聴覚情報・視覚情報という3つの情報を一致させる必要があるということがわかります。

たとえば、接客や取引先との交渉や会議でのプレゼンでは、どんなに魅力的な内容でも、最初から最後まで淡々とした調子で話すと聞き手はつまらなく感じたり、熱意が伝わらなかったりするかもしれません。話の内容に応じて声に抑揚をつけたりジェスチャーを取り入れたりして変化をつけると、相手の興味をひきつけ、自信や魅力を効果的にアピールすることができます。
上司や同僚と会話をするときも、相手の表情やジェスチャーなどの非言語的なサインをより注意深く観察することで相手の感情や意図を読み取り、適切な反応を示すことで、より円滑なコミュニケーションが実現します。リーダーであればチームに対して自信と信頼を持って接し、リーダーシップを発揮するためのノンバーバルコミュニケーションを意識的に行うことが大切です。TPOを意識した身だしなみを心がけたり、明るい口調や笑顔で人に接したりすることもメラビアンの法則を取り入れたコミュニケーションスキルです。

オンラインではカメラ越しの表情やジェスチャーが制限され、声のニュアンスも伝わりにくくなり、その結果、参加者同士のリアクションが鈍くなって会話がもたついてしまうことがあります。メラビアンの法則を活かしきれない環境だといえます。
ようやく徐々にリアルが戻ってきた日常。ビジネスの場でも友人や家族とのコミュニケーションの場でもノンバーバルを意識してみませんか?相手に好印象を抱かれて、予想以上のメリットが期待できるかもしれません。

中小企業診断士 大山 マリ子


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人材定着と組織成長のエンジン、「承認力」を活用しませんか?

2023.8.1

前回のブログで、組織をより良くしていくために、ラポールについて書きました。ラポールがあると、組織メンバーが、話しやすく、理解しやすく、助け合いやすくなり、結果的に業績向上にもつながります。

ギスギスした組織・・・
お互いを理解し、目標に向かう組織・・・

どちらが顧客満足を高め、業績を高められるでしょうか?

ラポールが組織にもたらす効果

今回、ブログで書いたのは、人材定着と企業成長の「鍵」となる、「承認力」です。

人だれでも本能的に「承認欲求」をもっています。

皆さんは次のようなとき、どのような気持ちになるでしょうか?

・人から認められた
・人から感謝された
・人から褒められた
・人から頼りにされた
・人から期待された

「うれしい!!」「やる気なる!!」「もっと頑張ろう!!」となる人が多いでしょう。

そして、そのような言葉を投げかかてくれる人のことを、信頼してくれるようになり、ひいては影響力がどんどん高まっていくことになります。

このブログを読んでくれている経営者の方には、「承認欲求を満たされる側」ではなく、「承認欲求を満たす側」になり、周りに影響力のある存在になってほしいと思います。

会社の組織内においても、承認欲求や自己重要感を満たすことは、業績を高めていくためにも、非常に重要な要素です。

承認欲求

人間は社会的な生き物であり、自分の成果や貢献が認められることで、自己の存在価値や自尊心を満たします。職場における承認は、社員がより高いパフォーマンスを発揮しようとする動機づけとなります。また、自分の努力が見えて認められることで、仕事に対する満足度やモチベーションが高まり、職場に対するロイヤルティや組織への所属意識を強化します。
これは社員の定着率を高め、組織の全体的なパフォーマンスを向上させる要因となります。

自己重要感

自己重要感は、個々の社員が自分が組織にとって重要であり、価値ある存在であると感じることです。自己重要感を感じる社員は、自身の業務に対するコミットメントを強化し、組織の目標達成に対する貢献意識が高まります。
さらに、自己重要感は社員の自己効力感を向上させ、困難に直面したときでも解決策を見つけ出し、困難を乗り越える力を与えてくれるものです。

これらを満たすためには、経営者や上司が積極的に社員の行動や業績などを適切に評価し、その成果やプロセス、取り組み姿勢などを認めることが重要です。また、社員一人ひとりが自分の仕事が組織全体の成功にどのように貢献しているのかを理解してもらい、それを感じることができる環境を作ることも大切です。

 

また、最後に重要なことは、それぞれの人によって「承認のツボ」が異なるということで、Aさんは尊敬されると嬉しい人、Bさんは感謝されると嬉しい人など、少し人によって、違ったりします。

そのあたりも理解しながら、承認できると、さらに効果は高いものとなります。

中小企業診断士 岡原慶高

組織活性化の秘訣を動画にしました!

 

 

 

 

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