前回のブログでは、「どのように顧客のお困りごとを解決できるのか?」という問いを徹底的に考え抜くことがアフターコロナ時代のゼロからセールスの第一歩となるという話をしました。
今回は具体的にこの問いについて考えていきたいと思います。
まず、顧客は誰か?ということです。
顧客のお困りごとを考える際、一般的によくあるようなお困りごとではなく、個別具体的なものであるほうがよいでしょう。
自社の商品・サービスのターゲットとなる顧客をイメージしてみてください。
既存顧客であっても新規顧客であっても、どちらでも構いません。
具体的にイメージすることがポイントです。
次に、顧客のお困りごとは?何かを考えます。
顧客を具体的にイメージすることでお困りごとを考えやすくなります。
新型コロナウイルスは、あらゆる業種業態の企業に大きな影響を及ぼしています。
一般消費者も例外ではありません。
コロナショックによって、新たなに発生した顧客のお困りごとは何かを、できるだけ多く洗い出してみましょう。
最後に、そのお困りごとに対して自社でお役に立てることは?何かを考えます。
先程挙げた、数多くのお困りごとの中から、自社の商品・サービスや強み・特徴、経営資源等を活用して、お役に立てそうなお困りごとをピックアップします。
そして、どのようにお役に立てるのかを具体化していきます。
以上の3ステップを通じて、「どのように顧客のお困りごとを解決できるのか?」という問いを考え抜いていきます。
次回のブログでは、この問いの答えをどのようにしてビジネスに活かしていくのかついて考えていきたいと思います。