ブログ・コラム

中小企業の経営力と業績向上を加速する アクセルコンサルティング株式会社 近畿経済産業局認定 経営革新等支援機関

〒600-8095 京都市下京区東洞院通綾小路下ル扇酒屋町289番地デ・リードビル6F

友だち追加

補助金に関するお問い合わせは、
現在お受付を休止させていただいております。

無料メールマガジン

「ゼロから」収益向上を加速する!無料メールマガジン・アクセルニュース!小さな会社の経営者のための最新情報をお届けします。

創業者・後継者のための経営講座~ウィズコロナ、アフターコロナの経営戦略編①~

2021.9.15

岡原です。

対象を創業者と後継者としていますが、「これから新しいことを始める経営者にお役に立つ情報を提供する」というコンセプトで書いています。

前回までは、ビジネスアイデアをどのようにして考えていくのかについて、お伝えしてきました。

創業者・後継者のための経営講座~ビジネスアイデア編~

今回は、ウィズコロナ、アフターコロナにおいての経営戦略について、中小企業・小規模の創業者・後継者はどのように考えていくのかについて主に「経営の方向性」を考える前段階の自社の強みと経営環境という視点でお伝えします。

この度の新型コロナによって、私たちの経営環境は大きく変わりました。
経営環境が変われば、それに合わせて、経営の方向性を変えていく必要があります。

企業は「環境適応業」、経営者は現在と将来の経営環境の変化に合わせて、自社の経営を変えていくことが最も大きな、そして重要な仕事です。

では、コロナでどのように経営環境が変わったのでしょうか?
業種業態によって、さまざまであると思いますが、一般的には以下のような変化が起こっています。

a.非接触・・・決済、注文、客動線などできる限り直接接触しないようにする販売プロセスやビジネスモデルへの要望
b.ソーシャル・ディスタンス
c.シェアへの意識変化・・・ビュッフェ形式、試着、公共交通機関やカーシェアなど
d.オンライン対応の急速な進展・・・商品販売、打ち合わせでのオンライン活用、オンライン完結型ビジネスなど

その他、様々な市場の変化やみなさんの顧客の価値観の変化があったのではないでしょうか。

コロナ初期は、例えば飲食店が経営環境の変化に対応して「テイクアウト」します!ということで、新しい取り組みで、周りで対応している飲食店がそれほど多くなかったので、良かったのですが、今ではテイクアウトもレッドオーシャン。

どのようにしてテイクアウト市場で選ばれるのかを考えないと生き残っていけません。

さて、コロナの経営環境の変化に対応するために、経営の方向性を考えるには、以下の考え方がポイントです。

下の図にもあるように、経営の方向性を考えるためには、機会×強みの領域で考える必要があります。

機会とは、皆さんにとってチャンスとなる経営環境の変化です。
脅威とは、皆さんにとって、イヤだ!と考える経営環境の変化です。

ここで注意が必要なのは、「変化している経営環境は、機会にも脅威にもなる」

そして大切なことは、変化している経営環境をチャンスと捉えた時に、皆さんの会社で新たな経営の方向性が検討できないかということを考えることです。

そしてその変化は、現在というよりも少し先の仮説を立てることが大切です。

コロナにおける
・オンラインビジネスの急速な進展(消費者行動のオンライン化、オンライン完結型ビジネス、オンライン営業)
・店舗等でのサービス提供時に「密」を避けざるを得ない
・おうち時間を充実させたい(自分だけの○○がほしい、プチ贅沢商品・・・)
・テレワーク増加によるライフスタイルの変化(テレワークの効率化、運動不足・・・)

経営者の中にはコロナが終わっても、消費行動はコロナ前には戻らないと考えている方もいます。
そのような経営者の中には、思い切ってビジネスモデルを変更したり、業務プロセスを見直し、ウィズコロナでも事業継続可能なように、アフターコロナでは飛躍できるように考えられています。

一度、皆さんの経営の方向性を検討するために、経営環境がどのように変化しており、今後どのように変化していくのかついて、考えてみましょう。
社内で、会議の時にポストイットなどでみんなで出し合うのもいいと思います。

中小企業診断士 岡原 慶高

組織が磨かれるリーダーシップ①~関係性の質とリーダーシップ~

2021.8.24

阪本です。最近、管理職やリーダー層へのコミュニケーションやリーダーシップに関する社内研修を実施しています。1on1を意識している、対話の場をつくるようにしている、部下の家庭やプライベートの状況も含めて柔軟に対応しているといった取り組みをお聞きすることも多く、試行錯誤しながらも「変えよう」「変わろう」とされていることを感じます。

前回の、ビジネスモデル再構築と組織開発 その③ も併せてお読みください。

https://accelc.co.jp/blog/restructure_soshiki3/

組織開発の中で欠かせない「リーダーシップ論」理論やノウハウはあふれていますが、今、関心が高い分野なのでこちらでも少しずつお伝えしてみますのでご参考になれば幸いです。

今回は2点のキーワードをお伝えします。

【関係性の質】

【サーバントリーダーシップ】

経営課題は人に直結することが多いです。まず「関係性の質」について考えてみましょう

➡「結果の質」ではなくスタートは「関係性の質」を高くしていくことから始まります。

ダニエル・キムさんが提唱している組織の循環モデルというものがあります。

人と人の関係性を良くしていくことを大事にすることをやっていくことで、最終的には組織として良い成果を生み出し、それが更に関係性に良い影響を与えていく。その一方で、結果出すことのみを行動変容を促すと考え方やアイデアの発想が固まってしまい、関係性の質が下がってしまうというサイクルになってしまい、良い成果を生み出さないという考え方です。

そこで、必要とされるリーダーシップの形は、支援型リーダーシップ(=サーバントリーダーシップ)でないでしょうか?お互いを承認しあえる関係性を作る、そして当事者意識が自然と生まれるような促し方ができるようになると行動変容が起こります。つい数字や結果からの振り返りによっての行動計画を見直すといったことが、ルーティンとして入っている営業会議などありませんか?遠回りに思えても、まずは信頼関係を構築し支援すること、支えることから安心安全な社内の風土がそだってきます

成長意欲は人の根源にあるものですが、それ以前の環境を整えていかなければ意欲はうまく発揮できません。いわゆる「支配型リーダーシップ」では人は育たないことは分かっていながら、ついこの図のバッドサイクルの順番になっていませんか?

知っているよ~という方も多いとは思いますが、改めてご紹介しました。もう一度具体的に振り返りをしていただく機会になれば幸いです。

リーダーシップは管理職や管理職や役職だけが持つものではありませんが、まずは役職的に影響を及ぼしやすい経営層のリーダーシップが変わっていくことで、メンバーもリーダーシップを発揮できる組織に変わっていくのではないでしょうか。

当社では、エンゲージメントを高めることでより魅力的な会社をつくること、お互いを承認し合える組織づくり、そこと関連した基礎的なノウハウとなるビジネスマナー研修からその後のコンサルティングまで、企業の規模や状況に応じてアレンジして実施しています。

サスティナブルな社会をつくるための事業を推進するできる組織をつくっていきませんか?世の中に価値を生み出す土台となる組織作りについて、お気軽にご相談くださいね。

中小企業診断士 阪本純子

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築⑤

2021.8.13

ビジネスモデル再構築の連載5回目です。

前回は、「顧客のお困りごとの変化を的確に捉え、事業ドメインを見直しすることが重要だ」というお話をしました。

 

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築④

 

今回は顧客提供価値の源泉である強みについて考えていきたいと思います。

 

自社の商品・サービスが

「顧客から選ばれているのはなぜでしょうか?」

 

皆さんなら、どのように答えるでしょうか。

選ばれている理由なんて、顧客に聞いたことがないから分からないな。とおっしゃる経営者も多いです。

しかし、私はこの問いを考え抜くことは非常に大事なことだと考えています。

 

自社の強みを「見える化」するためには、「お客様から選ばれている理由」を考えてみる。

そして、問いの答えが「あなたの会社が持っている真の強み(経営資源)」になるからです。

 

このような真の強みは、目に見えるようなものではありません。

人的資産、構造資産、関係資産と言われるような知的資産(知恵)で構成されいることが多く、これらがまさに強みの源泉になるのです。

知的資産(知恵)とは「従来のバランスシート上に記載されている資産以外の無形の資産であり、企業における競争力の源泉である、人材、技術、技能、知的財産(特許・ブランド等)、組織力、経営理念、顧客とのネットワーク等、財務諸表には表われてこない目に見えにくい経営資源の総称」を指します。

知的資産経営マニュアル(中小機構)より

 

皆さんの企業でも、この知的資産(知恵)を見える化する取り組みを進めてみてはいかがでしょうか。

 

中小企業診断士 石井 規雄

Z世代の消費行動 ~モノ・コト消費から「イミ消費」へ~

2021.8.2

コロナ禍のオリンピック。無観客の舞台でもひたむきな選手たちの姿に日々感動し、勇気と元気をもらっている大山です。

前回、「Z世代の価値観をつかむ ~SNSネイティブに向けたマーケティング~」と題して、Z世代と呼ばれる若い年齢層の消費傾向や価値観についてお伝えしました。

Z世代は、膨大な情報やコミュニティを選択できる環境におかれていることから、多様性を認め、ジェンダーや社会問題に対しても興味関心が強く、個性を尊重する価値観をもつ傾向にあるといわれています。

そんなZ世代の特徴的な消費行動を示すキーワードとして、最近聞かれるようになってきたのが「イミ消費」です。
「イミ消費」とは、商品・サービスそのものの機能だけではなく、それらに付帯する社会的・文化的な価値に共感して選択する消費行動のこと。たとえば「環境保全」「地域貢献」「持続可能な社会の実現」「フェアネス(正義)」「歴史・文化伝承」「健康維持」などといった付帯価値へ対価を支払うことによって、消費者は充足感や貢献感を得ようとします。こうした価値が付帯した商品・サービスを選ぶことによって間接的に貢献できることに意義を感じる消費の在り方である点が「イミ消費」の特徴です。
モノ消費からコト消費へと、時代の移り変わりとともに購買傾向は多様化し、ここ数年は「イミ消費」へとシフトしつつあります。


「イミ消費」は、モノを購入することで、自分自身が現時点でいいコトを体験できるだけでなく、他者や将来の自分にいい影響を与えようとしているといえるでしょう。
SDGs(持続可能な開発目標)への関心の高まりも、今の若い世代に大きく影響を与えるものと考えられます。単にモノを購入し、コトを体験するだけではなく、そこに社会的・文化的価値を求める消費行動は、ちょっとイケてる、クールなことだとZ世代の共感を呼び、そこからますます広がっていくのかもしれません。

たとえば飲食店では、美味しい料理や気持ちの良いサービスを提供することに加えて「食べることで自然や社会に貢献する」という付加価値がついた消費がイミ消費になります。飲食店側は、提供する料理の食材や、その食材が育まれる自然環境、そして生産者を大切にする姿勢をお客様と共有します。

・災害のあった地域の食材を多く使う
・無農薬、有機栽培で育った野菜を使う
・プラスチックストローの廃止
・テイクアウト容器を再生資材にする
・マイ箸を持参すると割引が受けられる

身近でも、上記のような取り組みをされているお店は増えていると感じます。
イミ消費は今後ますます求められていくでしょう。自社製品・サービスが「イミ消費」の対象になっているかどうか、「イミ消費」されるためにはどのような付加価値が提供できるか、あらためて考えてみませんか。

中小企業診断士 大山 マリ子

創業者・後継者のための経営講座~ビジネスアイデア編③~

2021.7.28

岡原です。

対象を創業者と後継者としていますが、「これから新しいことを始める経営者にお役に立つ情報を提供する」というコンセプトで書いています。

今回は、ビジネスアイデアをどのようにして考えていくのかのパート3(最終回)です。

ビジネスアイデアを考えたり、広げていくために4つの視点があるのですが、前回、「好きな事、得意な事から創業分野を決める」「市場を見渡して考える」「組み合わせで考える」の3つを紹介しました。

今回は残りの1つをご紹介します。

それは、「ひとつのスキルを多様な創業アイデアにする」です。

例えば、自転車にものすごく詳しい人がいます。特に海外の高級自転車について詳しく、自分でも買って乗っていたり、メンテナンスをして大切に扱っています。

その人が、「自分の好きな自転車の関連で創業しよう」としたときに、この自転車についてのスキルを使って創業する方向性は様々考えられるということです。

ご自身の創業分野について、再度様々な方向性について検討するヒントにして頂きたいと思っています。その結果、いずれかの方向性に決めて創業することになります。

自転車についての知識と技術があるとしたときに、例えば、「高級自転車販売店」として創業することもできますし、「海外製自転車専門のメンテナンス・修理事業」として創業することもできます。

また、自転車修理技術を教える教室、自転車店専門のコンサルタント、自転車パーツのインターネット販売、海外製自転車に関するポータルサイトを作って広告収入を得るなど、それ以外にも様々な方向性が考えられます。

一度、皆さんの事業の方向性・分野を以下の視点で発想を広げて、考えてみましょう。

中小企業診断士 岡原 慶高

 

好評いただいております「コロナ時代の小規模企業対応ガイド」(2021年2月5日版)を更新版です。

今のうちにダウンロードしておいてください。

コロナ時代の小規模企業対応ガイドダウンロードはこちら