ブログ・コラム - パート 2

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組織が磨かれるリーダーシップ②~大人だからこそ成長できる~

2021.10.25

秋になると、大人の学びも盛んになるようで、オンラインセミナーがますます溢れているような気がします。リカレント教育、リスキリングなどといった社会人の学び直しニーズが高まっている中、コロナ禍によるオンライン選択の幅が広がりました。「大人の学び」市場は大きく拡大しているようです。

リスキリングについてはこちらに書いています

リンク先:ビジネスモデル再構築と組織開発 その①

リーダーシップに関して、企業からの要望も度々あります。管理職層にもっと成長してもらいたい、もっと会社全体のことを考えてほしい、部下を育成する力をつけてほしいなどなど。そこは、スポットの研修で解決できるものではなく、やはり社内外の継続的な取り組みとしての社内の環境づくりが大切で、経営者がまずは率先してつくっていく必要があります。ここはボトムアップを待っておくのではなく、トップダウンが必要な部分でしょう。

 

前回「関係性の質」そしてサーバントリーダーシップについてお伝えしました。

リンク先:「関係性の質」を高める「サーバントリーダーシップ」

ここから本題、今回はリーダーとして、リーダーシップをもつ人材を増やしていくためにも必要な考え方を紹介します。(すでに知っている方は復習を兼ねてご覧くださいね) これ、実は私が子どもの発達過程を勉強している中で出会ったのですが、一般的みたいですね。

【成人発達理論】

人間の意識の成長・発達は「主体から客体へ移行する連続的なプロセス」 意識が成長するほど客体化できる能力が高まり、認識できる世界が広がる、次の意識段階に移行できてこれまでの意識段階を客観視できるということになります。

 

※成人発達理論は10年ほど前から注目され始めました。ロバート・キーガンは『なぜ人と組織は変われないのか(英治出版,2014)』の中で、リーダーの発達段階が高度になればなるほど問題解決能力は高まり、より優れたリーダーになることができると述べています。

 

すこし紹介すると、「知性の発達段階」として「3段階」を提示しています。

①環境順応型知性⇒②自己主導型知性⇒③自己変容型知性

 

③の段階になると

「自己変容型知性」の段階になると、周囲からの情報や自分の価値観に対して「頑な」ではなく、「しなやか」に対応します。周りからの情報が自分の価値観をバージョンアップさせてくれると考えているので、「聴き入れる」スタンスをとります。

そんな日ごろからの「聴き入れる」姿勢を周囲の人はわかっているので、「あの人は聞いてくれる人だ」という評価が定着していて、良い情報も悪い情報も自然と入ってきやすくなります。その結果、優れたリーダーシップを発揮できるのです。

 

私自身は③になりたいと思いながらも②で止まってしまっている場合もあります。それはなぜか?固定観念が邪魔してしまうんですよね。変化することへの抵抗というより、もっと奥の気づいていない利己的な部分とか、恐れていることとか・・・このあたりも心理学に入ってしまうので今回は深追いせずに・・・。(嫌われたくない、弱みを見せれない、他人に嫌な思いをさせないなどなど・・・)

詳細は、「成人発達理論」で検索してみたり、もっと知りたい方は関連書籍を読んでみてください。

プレイヤーとして優秀だけどマネージャーとしてはまだまだ・・というようなお話をよく聞きます。この成人発達理論と合わせると、発達段階をあげていく働きかけが必要となりますが、発達段階をあげるということが必ずしも良いわけでもないのでは?という疑問もあります。周囲との関係性、その人自身の特性=持ち味を周りが受容すること、周囲が発達することでよりよい関係性が出来てくるという可能性もあり、それが個人と個人の関係性の変化で自律的な組織へ成長している段階とも捉えることもできるのではないかということを思いめぐらせています。

成人発達理論における成長段階を知って「スキル」として身に着けるということは「組織が磨かれるリーダーシップ」の1つだと思います。

「人は一生かけて成長していく、生涯をかけて成長していく」

今まで以上に幅広い年代(少子高齢社会の中、シニア活用も必要とされて久しくなります)や、様々な価値観や考え方や特性をもつ人材を活用していくことで経営がより持続的に発展できることを考えていくことと同時に、自身やメンバーの発達についての知識はリーダーには必須のこととなってきています。

次回はもっと具体的に、組織としての「関係性の質」と組織の発達についてもお伝えしていこうと思います。

中小企業診断士 阪本純子

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築【まとめ】

2021.10.6

これまでアフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築として連載してきました。
今回はそのまとめとして、これまでお伝えしてきたことを振り返っていきたいと思います。

 

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築①

ほとんどの業種・事業者でコロナによる影響が出ていますが、従来の事業活動を大きく転換する必要性に迫られている企業も多いと思います。

ビジネスモデルとはなにか、ビジネスモデル再構築の必要性を説明しました。

事業活動を大きく転換していくということは、ビジネスモデルを再構築していくということです。

 

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築②

「コロナがもたらした変化を知る」というテーマで、事業者や地域経済に与える影響を見ていきました。

コロナによる影響は日々変化しており、その影響や変化を正しく掴み、企業経営に活かしていくことが求められます。

そこで、新型コロナウイルス感染症が、地域経済に与える影響を把握すること等を目的に作られたV-RESASを紹介しました。

V-RESASのようなツールを使って「変化を正しく知る」ことに取り組んでみてください。

 

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築③

コロナがもたした変化について考えました。

「変化はピンチかチャンスか」コロナをチャンスと捉えれば、これまでやり方に固執しない新しいチャレンジができます。

「事実はみな同じ、解釈の違いが未来を作る」ということです。

そして、コロナがもたらしたのは、常識の転換です。

常識の転換が起こる時、ビジネスが大きく変わると言われています。

今はまさに変革のチャンスで、今の事業を見つめ直し、事業再構築をする最適の時期と言えます。

 

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築④

事業全体の将来像を具体化する事業ドメインについて説明しました。

事業・ビジネスを簡潔に説明すると「誰に・何を・どのように」で言い表すことができます。

顧客のお困りごとを解決してお役に立つのが事業活動の本質だとすると、企業戦略においても「顧客、商品サービス、提供方法」の3つ切り口で事業転換を考える必要があります。

顧客のお困りごとの変化を的確に捉え、事業ドメインを見直しすることが重要です。

 

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築⑤

顧客提供価値の源泉である強みについて考えました。

自社の商品・サービスが「顧客から選ばれているのはなぜでしょうか?」

自社の強みを「見える化」するためには、「お客様から選ばれている理由」を考える。

そして、問いの答えが「あなたの会社が持っている真の強み(経営資源)」になります。

 

アフターコロナを見据えて、これまでのビジネスモデルを見直したいと考えておられる事業者は、是非各コラムをご覧いただけますと幸いです。

当社では京都府及び近畿圏内の事業者様からのご相談をお受けしております。

ご支援を希望される方は、お気軽にお問い合わせページよりご連絡頂ければ幸いです。

中小企業診断士 石井 規雄

WEBでの情報発信ツール(HP・ブログ・SNS)基本のキ

2021.9.28

彼岸花に虫の声、天高く馬肥ゆる爽やかな秋が大好きな大山です。

さて、新型コロナウイルスは第5波が減少傾向にあるとはいえ、冬の感染再拡大への備えが必要といわれ、完全収束まではまだ時間がかかりそうです。このコロナ禍で、社会においてデジタル化は急加速し、私たちの生活も変化してきました。
Z世代と呼ばれる若年層がデジタルネイティブでありSNSネイティブであることは前々回にお伝えしたとおりです(「Z世代の価値観をつかむ ~SNSネイティブに向けたマーケティング~」)。私たちが感じるこのコロナ禍におけるデジタル社会の変化も、彼らは、ごく自然に受け入れているのかもしれません。
コロナが収束したとしても、デジタル化された生活様式が元に戻ることはなく、ビジネスにおいてECやオンラインサービスはますます発展していくでしょう。ニューノーマルの潮流として、非接触やオンライン完結型ビジネスが注目される中、販促活動においてもWEB上での集客やSNSの活用など避けては通れない状況になってきました。

まずは知るところから、、、ということで、今回はホームページ、ブログ、SNSの違いについて整理してみましょう。それぞれに特徴があり、得意なことも違います。

①ホームページ
・発信した情報は、検索エンジンなどに登録されるまでの間は訪問者が少ない。
・一度追加した情報は長持ちする。
・作成したページ単位で検索エンジンにインデックスされ、数年前に追加した情報が現在でも検索されることも珍しくない。
・発信元からの一方向の情報配信になるため、ホームページ単体で情報の拡散はしない。
・記事の長さに比例して滞在時間は変わるが、SNSに比べると滞在時間も長く、比較的長い文章もよく読み込んでくれる。

②ブログ
・発信した情報は検索エンジンなどに登録されるまでの間は訪問者が少ない。
ただし、ブログによっては更新情報がリアルタイムで届くサービスもあるので、ホームページよりはリアルタイム性がある。
・一度追加した情報は長持ちするが、ブログはページに日付が入り、訪問者が日付を意識する可能性が高いため、情報の賞味期限はホームページよりも短くなる傾向がある。
・作成したページ単位で検索エンジンにインデックスされ、数年前に追加した情報が現在でも検索されることも珍しくない。
・基本的には発信元からの一方向の情報配信になるが、ブログにはコメント機能やトラックバック機能がついているので、若干だが双方向性もある。
・記事の内容には調べものやお役立ちコンテンツなどの割合が多くなり、ライバルサイトとの比較も頻繁に行われるため、滞在時間や熟読度はホームページよりも低くなる傾向にある。

③SNS
・情報は常にリアルタイムで流れており、自分の情報だけではなく、その他大勢の情報も同時に流れている。
・情報の寿命は非常に短く、今日の情報が明日にはもう見られないこともある。
・検索エンジンとの相性はよくない。SNSの発言は記事ごとにパーマリンク(固定リンク)を持たない場合が多く、検索エンジンにインデックスされないため。
・情報の拡散性が最大の特徴。例えばtwitterの場合、面白い投稿は他の人によって再投稿されてどんどん情報が拡散していく。
・SNSのユーザーは主にスマホで情報を見ているため、流し読みしていたりすることがほとんど。そのため目を引く画像や発言をしないと目立たず埋もれてしまう。

WEBでの情報発信による効果を最大化するためには、ホームページ、ブログ、SNS、それぞれの特徴を知り、ユーザーを想定したコンテンツを作ることが重要です。

基本のキをあらためてお伝えしました。WEBでの情報発信の参考にしていただければと思います。

中小企業診断士 大山 マリ子

創業者・後継者のための経営講座~ウィズコロナ、アフターコロナの経営戦略編①~

2021.9.15

岡原です。

対象を創業者と後継者としていますが、「これから新しいことを始める経営者にお役に立つ情報を提供する」というコンセプトで書いています。

前回までは、ビジネスアイデアをどのようにして考えていくのかについて、お伝えしてきました。

創業者・後継者のための経営講座~ビジネスアイデア編~

今回は、ウィズコロナ、アフターコロナにおいての経営戦略について、中小企業・小規模の創業者・後継者はどのように考えていくのかについて主に「経営の方向性」を考える前段階の自社の強みと経営環境という視点でお伝えします。

この度の新型コロナによって、私たちの経営環境は大きく変わりました。
経営環境が変われば、それに合わせて、経営の方向性を変えていく必要があります。

企業は「環境適応業」、経営者は現在と将来の経営環境の変化に合わせて、自社の経営を変えていくことが最も大きな、そして重要な仕事です。

では、コロナでどのように経営環境が変わったのでしょうか?
業種業態によって、さまざまであると思いますが、一般的には以下のような変化が起こっています。

a.非接触・・・決済、注文、客動線などできる限り直接接触しないようにする販売プロセスやビジネスモデルへの要望
b.ソーシャル・ディスタンス
c.シェアへの意識変化・・・ビュッフェ形式、試着、公共交通機関やカーシェアなど
d.オンライン対応の急速な進展・・・商品販売、打ち合わせでのオンライン活用、オンライン完結型ビジネスなど

その他、様々な市場の変化やみなさんの顧客の価値観の変化があったのではないでしょうか。

コロナ初期は、例えば飲食店が経営環境の変化に対応して「テイクアウト」します!ということで、新しい取り組みで、周りで対応している飲食店がそれほど多くなかったので、良かったのですが、今ではテイクアウトもレッドオーシャン。

どのようにしてテイクアウト市場で選ばれるのかを考えないと生き残っていけません。

さて、コロナの経営環境の変化に対応するために、経営の方向性を考えるには、以下の考え方がポイントです。

下の図にもあるように、経営の方向性を考えるためには、機会×強みの領域で考える必要があります。

機会とは、皆さんにとってチャンスとなる経営環境の変化です。
脅威とは、皆さんにとって、イヤだ!と考える経営環境の変化です。

ここで注意が必要なのは、「変化している経営環境は、機会にも脅威にもなる」

そして大切なことは、変化している経営環境をチャンスと捉えた時に、皆さんの会社で新たな経営の方向性が検討できないかということを考えることです。

そしてその変化は、現在というよりも少し先の仮説を立てることが大切です。

コロナにおける
・オンラインビジネスの急速な進展(消費者行動のオンライン化、オンライン完結型ビジネス、オンライン営業)
・店舗等でのサービス提供時に「密」を避けざるを得ない
・おうち時間を充実させたい(自分だけの○○がほしい、プチ贅沢商品・・・)
・テレワーク増加によるライフスタイルの変化(テレワークの効率化、運動不足・・・)

経営者の中にはコロナが終わっても、消費行動はコロナ前には戻らないと考えている方もいます。
そのような経営者の中には、思い切ってビジネスモデルを変更したり、業務プロセスを見直し、ウィズコロナでも事業継続可能なように、アフターコロナでは飛躍できるように考えられています。

一度、皆さんの経営の方向性を検討するために、経営環境がどのように変化しており、今後どのように変化していくのかついて、考えてみましょう。
社内で、会議の時にポストイットなどでみんなで出し合うのもいいと思います。

中小企業診断士 岡原 慶高

組織が磨かれるリーダーシップ①~関係性の質とリーダーシップ~

2021.8.24

阪本です。最近、管理職やリーダー層へのコミュニケーションやリーダーシップに関する社内研修を実施しています。1on1を意識している、対話の場をつくるようにしている、部下の家庭やプライベートの状況も含めて柔軟に対応しているといった取り組みをお聞きすることも多く、試行錯誤しながらも「変えよう」「変わろう」とされていることを感じます。

前回の、ビジネスモデル再構築と組織開発 その③ も併せてお読みください。

https://accelc.co.jp/blog/restructure_soshiki3/

組織開発の中で欠かせない「リーダーシップ論」理論やノウハウはあふれていますが、今、関心が高い分野なのでこちらでも少しずつお伝えしてみますのでご参考になれば幸いです。

今回は2点のキーワードをお伝えします。

【関係性の質】

【サーバントリーダーシップ】

経営課題は人に直結することが多いです。まず「関係性の質」について考えてみましょう

➡「結果の質」ではなくスタートは「関係性の質」を高くしていくことから始まります。

ダニエル・キムさんが提唱している組織の循環モデルというものがあります。

人と人の関係性を良くしていくことを大事にすることをやっていくことで、最終的には組織として良い成果を生み出し、それが更に関係性に良い影響を与えていく。その一方で、結果出すことのみを行動変容を促すと考え方やアイデアの発想が固まってしまい、関係性の質が下がってしまうというサイクルになってしまい、良い成果を生み出さないという考え方です。

そこで、必要とされるリーダーシップの形は、支援型リーダーシップ(=サーバントリーダーシップ)でないでしょうか?お互いを承認しあえる関係性を作る、そして当事者意識が自然と生まれるような促し方ができるようになると行動変容が起こります。つい数字や結果からの振り返りによっての行動計画を見直すといったことが、ルーティンとして入っている営業会議などありませんか?遠回りに思えても、まずは信頼関係を構築し支援すること、支えることから安心安全な社内の風土がそだってきます

成長意欲は人の根源にあるものですが、それ以前の環境を整えていかなければ意欲はうまく発揮できません。いわゆる「支配型リーダーシップ」では人は育たないことは分かっていながら、ついこの図のバッドサイクルの順番になっていませんか?

知っているよ~という方も多いとは思いますが、改めてご紹介しました。もう一度具体的に振り返りをしていただく機会になれば幸いです。

リーダーシップは管理職や管理職や役職だけが持つものではありませんが、まずは役職的に影響を及ぼしやすい経営層のリーダーシップが変わっていくことで、メンバーもリーダーシップを発揮できる組織に変わっていくのではないでしょうか。

当社では、エンゲージメントを高めることでより魅力的な会社をつくること、お互いを承認し合える組織づくり、そこと関連した基礎的なノウハウとなるビジネスマナー研修からその後のコンサルティングまで、企業の規模や状況に応じてアレンジして実施しています。

サスティナブルな社会をつくるための事業を推進するできる組織をつくっていきませんか?世の中に価値を生み出す土台となる組織作りについて、お気軽にご相談くださいね。

中小企業診断士 阪本純子