令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」が間もなく公募開始されます。
現在、補助金の事務局の公募が行われており、その締め切りが2月14日となっています。
事務局の公募自体は、私たち中小企業には特に関係のないことですが、その公募要領の中に、今回の「ものづくり補助金(令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」)」の概要が記載されていますので、皆さんにいち早く紹介します。
・補助対象事業
若干例年よりも追加されている部分はありますが、今まで通り主に以下の取り組みが対象になります。
中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等
・補助対象者
中小企業・小規模事業者等(①~③をすべて満たす)
①事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加
②事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にする
③事業計画期間において、事業者全体の付加価値額を年率平均3%増加
(付加価値額とは、営業利益、人件費、減価償却費を足したもの。)
・補助率等
事業概要 | 補助上限額
(補助下限額) |
補助率 |
1.一般型
新製品・新サービス開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資及び試作開発を支援。 |
1,000万円
(100万円) |
中小企業2分の1
小規模事業者3分の2 |
2.グローバル型
海外事業(海外拠点での活動を含む)の拡大・強化等を目的とした設備投資等の場合、補助上限額を引上げ。 |
3,000万円
(100万円) |
中小企業2分の1
小規模事業者3分の2 |
3.ビジネスモデル構築型
中小企業30者以上のビジネスモデル構築・事業計画策定のための面的支援プログラムを補助。(例:面的デジタル化支援、デザインキャンプ、ロボット導入FS等) |
1 億 円
(100万円) |
支援者定額補助 |
・その他
本事業については複数回で3ヶ月ごと程度に1回ずつ採択発表を予定するものとする。具体的な公募時期、採択時期及び回数、各採択における採択規模、補助事業期間等は、中小機構と協議の上決定すること。
今回のもの補助は、複数回公募ということで、3ヵ月ごと程度に1回の公募ということになっています。
また、加点措置も変わっているようですので、もし製造業の皆さまで設備投資をお考えの方がいらっしゃれば、早目にご相談ください。
当社もお知り合いとご紹介に限って、ものづくり補助金のお手伝いをしています。
採択率も90%を超えますが、お引き受けできる件数が限られていますので、必要な方はお早めにお問い合わせください。
※今回の情報は実際の公募時に変更されることも考えられます。実際の公募要領を必ず再確認して下さい。