事業継続力強化計画 申請書の作り方 3(5)平時の推進体制の整備、訓練及び教育の実施その他の事業継続力強化の実効性を確保するための取組 | ブログ・コラム

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事業継続力強化計画 申請書の作り方 3(5)平時の推進体制の整備、訓練及び教育の実施その他の事業継続力強化の実効性を確保するための取組

2020.3.12

こんにちは。浦出奈緒子です。

災害時にどのように対応するか、事前に予測し対策を行っておくための「事業継続力強化計画」。

7回目の今回は、

3事業継続力強化の内容(5)平時の推進体制の整備、訓練及び教育の実施その他の事業継続力強化の実効性を確保するための取組

です。

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今(20年3月12日)もコロナウィルスによる対応は続いていますので、前回のブログの内容はそのまま残しておきます。

事業継続力強化計画は、事業を継続するにあたってのリスクに対する計画です。

地震や水害などで事業継続力強化計画を作成するのが一般的ですが、

このようなコロナウィルスなども対象となるのか、近畿経済産業局に聞いてみました。

回答は、「自社でコロナウィルスやインフルエンザなどが事業継続を図る上でリスクであると認識されているのであれば、対象となります」とのお話でした。

その場合、ハザードマップなどを貼り付ける欄には、文章などで想定される内容などを記載すればよろしいとのことでした。

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では、申請書の3(5)の内容についてです。

ここには、ご自身の会社で普段から取り組んでいく内容について記載します。

ここでのポイントは2つ

社長(代表取締役)がトップダウンで実施すべき内容を決めて、改良をしていくこと

→ もし、従業員さんに「これ申請したいから作っておいて」と丸投げしようと思っていたら・・・ダメ(笑)です!

  従業員目線と経営者目線は違う、ということもありますし、社長の会社ですから。

  面倒と思わずに社長が作成するか、または担当者様と一緒に考えてくださいね。

 

避難訓練や従業員教育、取引先名簿・従業員名簿などの確認や修正を、年1回以上実施すること

→ 作りっぱなしで、出番が来た時には使い物にならない、ということにならないためです。

  特に人の出入りが多い事業所の方、お手間だと思いますが決算と一緒にやる、というのはいかがでしょうか。

  決算報告の際に、非常時の対応などについても情報共有をされるのもいいかなと思います。

 

例えばですが、当社はこのような内容で認定を受けました。

 

そんなに難しい内容ではなく、やる気の問題、といった感じですね。

そう言っている当社でも、自分たちが悪い見本にならないよう、対応していきたいと思います(笑)。

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昨日は東日本大震災から9年目でした。当時、群馬にいたのですが、帰宅時、信号は止まり街は真っ暗でした。

このような非常時は人生や価値観などを見つめ直すきっかけにもなりますね。それでいいのか、と問われているように感じたり、今回も判断力、決断力などが磨かれるように思います。

私は先週からリモートワークをしていますが、不自由なく仕事ができていますし、何よりも日々の充実度が全く違います。

特別支援学校を卒業し、来月から岡山の就労支援学校に入寮する予定の息子が家にいますが、一緒にお昼ご飯を食べることができています。

通勤時間がないので、あまり体力に自信のない私でも疲れることがなく、その上1日2時間弱の時間が増えました!

仕事は大好きなのですが1日働くと疲れてしまい・・・(年のせいかも)、帰宅後は家事をこなす、と言った感じでしたが、今は大違い。

夕飯づくりの時間と体力があるので、食卓が少しだけですが賑やかになっています。趣味は料理、と言っていた若いころを思い出しました。

買ったままだった本を読んだり(アフターデジタル、という本。おすすめです)、今後に向けた勉強もしようと、新しい本も買いました。

そのような場を提供してくれている代表の岡原先生、色々な知見を教えてくれる同僚の阪本さん、石井さん、今あるもの、環境に感謝しながら、非常時をプラスに変えていき、関係のある皆さま方に役立つことを提供できるよう学んでいきたいと思います。