全国高校サッカーの指導から見える組織活性化 | ブログ・コラム

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全国高校サッカーの指導から見える組織活性化

2023.1.11

はじめまして、昨年12月からアクセルコンサルティングに入社しました平田です。コンサルティング業界は未経験で、新米コンサルタントとして入社しました。現在は上司や先輩に同行して現場でコンサルタント業務を学んだり、アシスタント業務を行っています。

前職は税理士事務所に勤務していました。そこでは、決算業務や申告書作成など税務について学んできました。しかし、税務の範囲だけでは本当に中小企業を助けることができず、経営面から助けたいと思いが強くなりました。

そこで、経営に関する国家資格である中小企業診断士の勉強を開始しました。1月12日には中小企業診断士試験の合格発表があり、そこに合格できれば、正式に中小企業診断士として活動していく予定です。

これからは数字に強いコンサルタントを目指して、かつ親身になって中小企業を助けられる経営コンサルタントを目指す予定です。日々精進してまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

話は変わって皆さんは先日行われた高校サッカーの決勝をご覧になっていたでしょうか。京都府民の皆さんであればご存じのサッカー強豪校・東山高校が惜しくも準優勝に終わった試合です。私はその試合で優勝した岡山学芸館高校に注目しました。

優勝した岡山学芸館高校は卒業後、プロへ進む選手がおらず、「まさかこのチームが優勝するとは」というようなチームでした。

岡山学芸館高校の高原監督は就任15年目の若手の監督で、就任当初は、きちんとしたサッカーの設備はなく、選手の士気も低いチームだったとのことです。

そこからどのようにして全国制覇まで選手やチームのレベルを上げることができたのでしょうか。私がいろいろな記事を見て以下の2点が全国制覇の要因ではないか

と感じました。

①サッカー環境の整備

 チーム強化と並行して、サッカー部専用の人工芝グラウンドとその隣に立派な選手寮を建設しました。これにより選手はサッカーに専念することができ、モチベーションを高められたとのことです。

②監督のサッカーに対する熱い思い

 まずはあいさつの指導から始め、時には体当たり指導も辞さなかったとのこと。さらに遠征時には監督自身がマイクロバスを運転するほどの熱い思いで選手たちを指導しました。その結果、全国大会にコンスタントに出場できるほどチームレベルは向上しました。その監督の熱い思いに共感した学生が集結することでさらにレベルが向上するという好循環を生み出せたとのことです。

これら2つの要素は、会社での組織活性化や従業員の士気を高めるためには必要な要素であると感じました。

①働きやすい環境の整備:ライフワークバランスや福利厚生の充実

 これにより従業員は心身ともに疲れにくく、健康で働けるようになります。従業員のモチベーションを高められ、組織を活性化することができます。

②経営理念の共有と共感:従業員と経営理念の共有、経営理念と仕事の結びつきを考える研修を実施して共感を促すこと

 従業員は責任感を持って仕事できるようになるため、士気を高められます。また、組織全体で向上心が生まれ、組織を活性化することができます。

これらを意識することで従業員の士気が高まり、組織が活性化され、業績が向上するかもしれません。2023年はぜひこれらを意識してみて、実行してみてください。

 

経営コンサルタント 平田紘基