アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築④ | ブログ・コラム

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アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築④

2021.6.14

ビジネスモデル再構築の連載4回目です。

前回は、「コロナがもたらした変化をきっかけに多くのビジネスが生まれ、今はまさに変革のチャンスだ」というお話をしました。

アフターコロナを見据えたビジネスモデル再構築③

 

今の事業を見つめ直し、事業再構築をする最適の時期です。
今回からは、具体的なビジネスモデル再構築の方法についてご説明していきたいと思います。

事業・ビジネスを簡潔に説明すると「誰に・何を・どのように」で言い表すことができます。

 

誰に(顧客)・・・どのようなニーズを持ったターゲット顧客に対して

何を(商品サービス)・・・どのような価値のある製品・サービスを

どのように(提供方法)・・・どのような強みを使って、どのように提供するか

これらをまとめて事業ドメイン(事業活動を行う領域)と言います。

 

顧客のお困りごとを解決してお役に立つのが事業活動の本質だとすると、企業戦略においても「顧客、商品サービス、提供方法」の3つ切り口で事業転換を考える必要があるということです。

 

・店舗販売が難しいので、オンライン販売を強化しよう。

・訪問営業からウェブ会議ツール(zoom)を使ったデジタル営業にシフトしよう。

 

これらは営業活動の手段の変化に過ぎません。

まず重要なのは、顧客のお困りごとの変化を的確に捉え、事業ドメインを見直していくことなのです。

 

そこで次に考えていくことは「顧客は誰か?」という問いです。
そして、自社の商品・サービスが「お客様から選ばれているのはなぜでしょうか?」

 

事業転換を考えていく前に、まずはこれまで自社が提供してきた顧客提供価値は何なのかを、改めて問い直すことが大事になってきます。
この顧客提供価値を考える上で、上の2つの問いが効果的です。

ぜひ、自社の社内でスタッフの皆さんと一緒に考えてみてください。