ブログ・コラム - パート 5

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ラポールが組織にもたらす効果

2023.6.6

前回のブログで、組織をより良くしていくためには、肯定的意図に配慮することやラポールを重視することの大切さをお伝えしました。

組織マネジメント・・・なぜうまく行かないのか??その秘密は、〇〇にあった!!

今回はラポールに絞って、お話しをしたいと思います。

「人間関係のつながり」が組織にもたらす力:ラポールの大切さとは

私たちを取り巻く経営環境は日々ものすごいスピードで変化しています。その変化に対応するために、新しい事業や企画などのチャレンジを考えている方もいるのではないでしょうか。

新たなチャレンジをしっかりと進めていくためには、社員同士が信頼し合い、お互いを理解する関係、つまり「ラポール」が大切です。

ラポールとは何でしょう? 簡単に言うと、それは「心の通う関係」のことです。ラポールがあると、話しやすく、理解しやすく、助け合いやすくなります。

では、どうやってラポールを作り出すのでしょうか。まずは・・・

①みんなが自分の考えを話しやすい雰囲気を作ることから始めます。

たとえば、ある会社では、月1回、社員が自由に意見を出し合うミーティングを開いています。これにより、社員さんのお互いの理解が深まり、尊重し合える関係構築に繋がっています。

次に・・・

②共通の目標を立て、一緒に達成しようとすることも大切です。

ある卸売業では、社員全員で年間目標を共有し、それぞれがどのように協力して達成できるかを考えています。これにより、一体感と協力の精神が生まれ、ラポールが深まります。

この目標というのは売上でなくてもいいと思います。例えば、提案件数、訪問件数、受注件数、お客様の声の数など、できるだけ目標は数値で表現できた方が、達成度が検証しやすいので、数値にするにしても、様々な視点が考えられます。

③フィードバックを定期的に行うことも重要です。

例えば、あるサービス業では、年に数回、社員同士がお互いにフィードバックをする時間を設けています。これにより、社員同士の理解が深まり、一緒に成長する機会が生まれます。

ラポールがある組織では、チームがより協力的になり、仕事がスムーズに進みやすくなります。また、社員が安心して働ける環境が作られ、定着率が高まります。そして、新たなアイデアや解決策を出しやすくなり、新しいプロジェクトが前進したり、業績アップに繋がってきます。

職場でのラポールは、いわゆる「仲良し」であることがラポールではありません。目的は、顧客満足を実現し、収益を高め、自己実現につながる働く場づくりのためであると思います。そのために、お互いの立場を理解し、目標に向かって協力すること。それがラポールを生み出す大切な要素です。

当社では、ラポールを作り出していくための、研修なども提供していますので、是非お声掛けください。

中小企業診断士 岡原慶高

 

組織活性化の秘訣を動画にしました!

 

 

 

 

当社の人気ブログ

アイスブレイクとチェックイン

 

 

チームワークのカギは自己開示、その前に?

2023.5.23

こんにちは、阪本です。  今年度は、下の子の保育園では父母会副会長、上の子の小学校ではPTA副会長、そして町内会では体振委員と、家族内でもバタバタとしています。行事が復活するタイミング、これまで話したことのなかった方と話す機会も増えて、新たないい刺激となっています。一緒に作業をする中で、自然と自己開示が進み、役割分担がされて「チームワーク」が生まれ、関係性が良くなっていくとやる気や心地よさが生まれてきます。きっとこれも※「自己内多様性」を磨くことになるはずと信じて(笑)
※ ひとりひとりの中に目で見える役割だけでなく視点もいろいろ持っているということを「イントラパーソナル・ダイバーシティ」とか「自己内多様性」と言う

私たちは子どもの頃から「チームワーク」という言葉は日常でした。ただ、時代の変化とともに、チームワークの定義やあり方は変化しています。 個が活かされないと、チームワークは十分に発揮されません。チームワークの重要性について考えてみましょう。

自己理解と自己開示、そして他者理解

自己理解とは、リーダーや管理職だけでなく、全てのメンバーにとって必要な要素です。自分自身の得意なことやスキルを掴むことで、積極的に貢献できる分野を見つけることができます。

自己理解が進み自己開示されることで、他者のことを知る機会が増えお互いの理解が進んでいると、苦手な分野では、得意な人にサポートを頼むことや、スピードを求められる場合には他のメンバーに任せることもできます。また、チームメンバーそれぞれの得意や苦手、価値観、性格などを理解していれば、仕事の割り振りや役割の選択が容易になります。 さらに、任せる仕事の意味や背景を説明する方法も変わってくるでしょう。 チーム内の自己理解と他者理解が進むと、自信を持ちながらお互いを認め合える関係性が築かれ、心理的安全性のある環境が生まれます。結果的に、チームワークが向上し、組織全体のパフォーマンスや生産性が向上するのです。

自己開示の前に会社の情報開示

自己開示は個人への働きかけではなく、組織全体の取り組みとしての仕掛けが必要です。会社が十分な情報を開示していなければ安心して開示することはできません。 従業員にとって会社はただ時間を過ごし稼ぐ手段としての場所になってしまいます。経営層には会社の情報開示と共有の仕組みを整備する重要な役割があります。積極的にオープンな環境を構築することで、チームワークを育むことができます。1対1での情報共有という名の指示ばかりになると、仕事は属人化するのが当然であり、他メンバーからのアドバイスや意見は出てきませんし、チーム意識が欠如していってしまいます。常に進捗を共有するためにITツールが必須です。社内情報には全メンバーがアクセスできるようにしておくことが大切です。コミュニケーションを開示するにはITツールをどんどん活用すべきです。

躊躇ある経営情報開示

経営情報の透明性も重要です。かつて私が働き方改革のプロジェクトに参加した際に、ご一緒した金融機関のOBの方が、「財務情報は従業員に開示できている?社員に出せない経営者が、従業員と共に取り組むことを求めるのは違うと思うで」と言われた経験があります。経営情報の透明性が欠けていると、従業員は残業削減や経費削減の意義や影響を実感することができません。従業員は自発的に作業を効率化する意欲を持つこともありません。

損益情報を従業員と共有することで、「自分たちにも還元してほしい」といった声や、経費の使われ方についての疑問が生まれるかもしれません。経営者はこのような反応を恐れるかもしれませんが、会社の数値情報が透明になることで、従業員の興味が他の部署や全体の業績にも向けられ、他者理解も促進されます。従業員が自分の給与に興味を持つのは当然ですが、会社の数字にも興味を持てる環境を作ることが大切です。組織全体での情報の透明性や危機感の共有によって、チームワークが高まり、困難を乗り越えるための強力なチームが形成されるでしょう。

以上のように、会社の情報が開示され自己開示も進み他者理解が進むことは、チームワークの向上につながります。チームメンバーがお互いをより深く理解し合い、心理的安全性のある環境を作り出すことで、意見やアイデアの共有が活発になり、創造性や生産性が向上します。さらに、組織全体の情報開示と透明性も重要であり、従業員が会社の目標や現状を理解し、共有することで一体感が生まれます。これらの要素を組み合わせることで、より強力なチームワークが形成され、組織の成果をより高めていけるということがイメージできますよね。

次回は「自己内多様性」と組織力について書きますね!

研修導入時のアイスブレイクタイム

中小企業診断士 阪本純子

※メンバーの「自己理解・他者理解」を促進し、社員が主体性を引き出して持続可能な組織づくりをしませんか?詳しくはこちらをご覧ください。

 

ChatGPTを使いこなせ! ~業務効率化を実現する方法とポイント~

2023.5.2

ChatGPTとはOpenAI社が公開した対話型AIのことです。ChatGPTに質問をすると、その質問の内容に合致した答えを短時間でいくつも挙げてくれます。つまり、ChatGPTを上手に使いこなせば業務の効率性を大幅に向上させることができます。

しかし、それを上手に使いこなせずあきらめている人は多いと思います。そこでこの記事では、ChatGPTの仕組みや使い方について解説します。

※なお、この記事はバージョン4について記載しています。ChatGPTが更新されるたびに新たな記事を更新する予定ですので、その場合はそちらの記事をご覧ください。

【ChatGPTの仕組みについて】

ChatGPTはOpenAI社が選んだ約5兆語の言語を学習して、記憶しています。質問に対しては、最も確率の高い言語の組み合わせを用いて回答を表示しています。これがChatGPTの仕組みです。つまり、ChatGPTを利用するときには以下の2点に注意する必要があります。

1.ChatGPTは確率論で回答しているため、最終チェックは人間が行うこと

2.求める回答を引き出すために適切に質問をすること

 

【ChatGPTの使い方】

ChatGPTを使うときには以下の2つの操作が重要になります。

①ChatGPTに役割を与えること:

ChatGPTに具体的な役割を与えることで、大枠の条件を絞ることができます。例えば、ChatGPTに文章を作成してもらう場合、「あなたは、プレスリリースの記事を上手に書ける人です。」や「あなたは人気ブロガーです。」など、具体的な役割を与えます。これにより条件を絞れるため、短時間であなたが求めるものを出力してもらえます。

②対話をしながら様々な条件を与えること:

①の操作だけではあなたが求めるものを得られない場合がありますが、ここであきらめずにChatGPTと対話することが重要です。

ここでの対話では、ChatGPTが提供した回答に対して修正や追加の指示をすることが重要で、これによりChatGPTが回答する条件を徐々に絞り込むことができます。この対話を繰り返すとより洗練された回答を得ることができます。

 

【ChatGPTを使うメリット】

これまでの内容からは、ChatGPTがこちらの条件通りにしか動作できないように思われるかもしれませんが、実際にChatGPTを使ってみるとその考えは一変します。

その理由は、ChatGPTの学習量・記憶量が人間よりも圧倒的に多いからです。同じ条件でもChatGPTが提供できる回答の数は人間よりもはるかに多いです。ここがChatGPTのすごいところです。つまり、私たちは想定以上の回答を得る可能性があるということです。ChatGPTを使いこなせるようになると、短時間で質の高い仕事をこなし、仕事の効率性を向上させることができます。

 

ChatGPTは、様々な業務に応用できるツールです。プレスリリースの作成やブログ記事の執筆だけでなく、翻訳、コンテンツの生成、アイデアの提供など、さまざまな場面で活用することができます。自分の仕事や業務において、ChatGPTの活用方法を見つけ出し、効率化を図りましょう。

ぜひ、ChatGPTを使ってみて仕事の生産性向上を実感してみてください。

経営コンサルタント 平田紘基

うれし恥ずかし、ちょっぴり自信の「持ち味」ワークをアクセルメンバーでやってみた!

2023.4.18

4月に入って早3週目となりました。就職、異動などで新生活をスタートさせた方々は、いかがお過ごしでしょうか?毎日が新しいことだらけで、許容量いっぱいの日々かもしれませんね。仕事のやり方を学ぶことのほかに、新しい環境を知って、その中で自分のペースをつかむことに今はまだ精一杯かもしれません。

とりわけ、最もエネルギーを使うのは、職場の人たちとうまくやっていくことだと感じている人も多いでしょう。何度も転職を繰り返してきた私の経験上も、そうでした。新しい職場に入るときには、何よりも一番気を遣っていたと思います。なぜなら、1日8時間労働として1日の約3分の1を過ごす場所は、自分にとってできるだけ居心地の良い場所であってほしい、その方が仕事のパフォーマンスが上がることは間違いないと、重ねた転職経験から学んでいたためです。そのためには、一緒に仕事をする仲間、上司、先輩は一体どんな人たちなのか、それぞれの人となりを早く知りたい、掴みたいと、いつも積極的かつ細かく配慮しながらコミュニケーションをとるようにしていました。これはたしかにエネルギーのいることでしたね。

迎える側も同じではないでしょうか。新しい人材が混ざることで化学反応が起こり、組織の雰囲気が変わることは往々にしてあるため、迎えるのはどんな人なのか、どんなキャラクターなのか、履歴書や面接ではわからない部分を知りたいと思うはずです。入る側も迎える側も、ある程度理解し合えるまではしばらく緊張状態ですね。

仲間どうしやチームにおいて、お互いの「持ち味」を知り、理解し、認め合う。まずこれだけでコミュニケーションは相当良好になり、場に良い空気が流れるようになります。さらに、自分の持ち味を意識して発揮すれば自分らしくイキイキと働くことができ、成果を出すことができます。そして、他人の持ち味を知り、認め、伝えることを日常的に行えば、その人の潜在能力を開花させ、人間関係が良好になり、信頼関係を築くことができます。結果として、組織全体が活気づき、成長していけるのです。

当社は昨年12月に新しいメンバーを迎えました。約3か月半ほど経って、そろそろお互いの持ち味に気づいた頃、代表を含むメンバー4人で「持ち味カード」を使ったワークショップを行いました。これがなかなか楽しかったです!(当社facebookでもご紹介しました。

仕事をしていく上で必要な要素が言語化・体系化された76枚のカードの中から、自分の持ち味だと思うカードを選んでいきます。「これは自信がある!自分らしい!」「日頃、意識して行動している!」と思えるようなカードです。最終的に究極の5枚を選んで、自分が知る持ち味と決めます。
次に、自分から見た他のメンバーの持ち味もそれぞれ5枚ずつ選び、選んだ理由やそれを裏付ける過去のエピソードなども考えます。
そして、お互いに説明し合いながら、持ち味の窓に置いていきます。

おもしろかったのは、自分が思ってもいない点を他人が持ち味だと認めてくれていたことです。
■自分は気づいていないが、他人は知っている=「宝の持ち味」
自分としては特に意識せず普通にしていたことが他人から見れば私の持ち味だとみられていた、自己評価と他者評価は違うのだということが新たな発見でした。理由を聞けばうれし恥ずかし、ちょっぴり自信もついて、全員ニコニコ、優しい空気が流れました。
下の写真は私の持ち味の窓です。自分では気づいていない「宝の持ち味」をたくさん見つけてもらい、特に「自信」や「影響力」は自分としては思ってもいないものだったので、驚きでした。せっかくこんなに人から認められている持ち味があるのだから、その「宝」を意識してもっと活かしていこうと思うことができました。

「持ち味の窓ワークショップ」は、新メンバーを迎えたチームや組織で、少し慣れてお互いの持ち味が見えてきた頃、メンバー間の信頼関係をさらに強くし、質の高いコミュニケーションを活発にするために、おすすめです。4月スタートのチームなら夏頃がいいかもしれませんね。
持ち味カードを使ったワークショップは、社員どうしで会社の行動指針を作成したり、キャリアプランを考えたり、階層別研修や新入社員研修で使ったりすることもできます。是非お気軽にお問い合わせください。オンライン説明会も行っています。ご予約はこちらのページをご覧ください。

中小企業診断士 大山 マリ子

組織マネジメント・・・なぜうまく行かないのか??その秘密は、〇〇にあった!!

2023.4.3

皆さんは何のために経営していますか?
地域や社会にもっと貢献していきたい・・・・
商品・サービスの提供を通じて、お客様により良くなってほしい・・・
もっと便利な世の中にしたい・・・

などなど、様々な思いを持って事業をされていると思います。

それは、皆さんの会社の経営理念であったり、ミッションであったり、あるはビジョンかもしれません。様々な言い方があるにせよ、皆さんが会社を経営している目的です。

その目的を実現していくためには、利益が必要不可欠です。
また、その利益を高めていくためには、お客様により高いレベルで価値を提供していく必要があります。

長くなりましたが、そのために皆さんは組織を作り、事業を行っていると思います。

自社の目指すところにより近づくために・・・
組織をより良くしていきたい・・・
社員間のコミュニケーションをより良くしたい・・・
お互いのことももっと理解し合って、効果的な仕事をしていきたい・・・

そのように考えている経営者の方は多いのではないでしょうか。

そのために一般的に行われる施策はマネジメントの強化です。

マネジメントとは、一言でいえば、「管理」することです。

 

組織で言うところの管理とは、例えば以下のような取り組みになります。

・人事評価制度、賃金制度の作成と運用
・1on1のミーティング、面談制度
・ブラザー制度(若い社員を特定の先輩社員がサポートする制度)
・目標管理制度
・プロジェクト組織
・人材育成のための教育制度 などなど

実際の小規模・中小企業でも上記のような制度を導入して、組織をより良くしていこうという取り組みがあり、それ自体は決して悪いことではありませんし、むしろ望ましいことです。

しかし、なかなか上手くいかない会社も多いのが現状ではないかと思っています。

その原因は何か?

組織活性化を考える時に、私たちはどうしてもマネジメント先行で考えてしまいがちですが、それが上手くいかない原因かもしれません。

組織活性化には、マネジメントともうひとつ重要な要素があります。
それは、「組織心理」です。
組織心理とは、組織心理学という学問の考え方と同じです。
組織心理学とは、応用心理学の一分野で、1960年代に発展したと言われています。個人とそれを取り巻く組織環境の中での人の心理的な側面に焦点を当てた研究です。
ここでいう組織心理は、まさに組織は個人の集合体で、各個人は様々な思いを持って組織を形成しています。

たとえば、
本当はチームメンバーみんなが共に成長し、それぞれが自分の分野で成果をだしたらいいと思っているのに、自分の得意分野で同僚が自分よりも成果を出したことに、なんとなくモヤモヤするとか・・・

上司からは何でも言ってこい、と言われていても、何となく相談しにくいとか、相談しにいくのにちょっとした勇気が必要で、後回しになったりとか・・・

会社からは求められている行動はこうなのに、なぜかそうしたくない・・・とか

本来は同じ方向を向いているはずの社長(父)と後継者(子息)がなぜか意見が対立したり、関係が上手くいかない・・・

単に制度だけ導入してもうまく行かないのは、そういうような表面的には現れてきにくい個人の心理的な要素が働いていることが十分に考えられます。

組織活性化のために、組織心理へ配慮するポイントの2つを紹介します。
(肯定的意図)
人の行動、それを生み出す心の動きには、肯定的意図があると言われます。肯定的意図とは、表面的にはネガティブな考えや行動もその本質は、その人自身にとって何か有益なものがあるということです。

自分の得意分野で同僚が自分よりも成果を出したことに、なんとなくモヤモヤするとか・・・
→ ここにも肯定的意図があります。例えば、モヤモヤすることで、「評価する人が適切な評価ができず、本当は自分が評価されると考える」とか「自分の存在意義を守りたい」とか・・・そういったものです。

あまりここでは詳しくは説明しませんが、その行動の背景には「どのような思い」があるのかを考えたり、本人と話し合ったりすることが必要かもしれません。

(ラポール)
ラポールはフランス語の「RAPPORT」が語源で「橋を架ける」という意味があります。お互いに心が通じ合い、安心して相手を受け入れることができる信頼関係が構築できている状態を意味します。
ラポールをどのようにして形成していくかは、また次回に詳しくお伝えしたいと思いますが、ポイントのみお伝えします。

「人は自分と似ている人に好感を持ち、自分と似ていない人には距離を感じる」ということです。
例えば、自分はゆっくり話すタイプなのに、ものすごい勢いで捲し立てられるとラポールは築けません。

自分は割と低い声の方なのに、甲高い声で話されると、ラポールは築けません。

要するに、相手の特徴や状況に合わせてコミュニケーションを取ることで、相手との距離感が縮まり、ラポールが築きやすくなるということです。

(長くなったので、詳しくは次回のブログで書きます)

【今日のポイントの振り返り】

マネジメントに大きく偏重した組織活性化策は上手くいかないことも多い。その原因は、組織心理(組織を構成する個人の心理や組織風土)に配慮されていないということが考えられます。

組織心理に配慮するためのポイントはいくつもありますが、ここでは2つ。

1.肯定的意図

2.ラポール

に配慮しながら、マネジメント施策を実行していくことが必要ということです。

中小企業診断士 岡原慶高

 

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