皆様のビジネスでも、「急にオンライン営業を始めた」「いまさらだけど、SNSを始めた」「YouTubeを始めた」という方、多いと思います。客側としても、オンライン営業を受けた、ネットでこれまで以上の動画を見るようになった、オンラインサロンに入ってみたというような方も多いでしょう。ネットの使用頻度は明らかに上がっていますね。
私もそうです。オンラインより対面が好き、出かけてお客様とお話しするのがやっぱり一番という思いも強いです。でも、すっかりこの状況で定着したオンライン対応。今更だけど動画も・・と必要性を感じています。オンラインで初対面で話しておくと、意外に直接会ったときのハードルが低くなっているということも感じています。
最近は、業務上、ほぼ毎日zoom、たまにSkypeやgoogle meetsを使っているのですが、日々、工夫の積み重ねです。使いやすいようにますますアプリ自体もアップデートされていますし、使い方が進化しています。
私自身も、まだまだ新たな発見や学ぶことも必要な中ですが、オンラインコミュニケーションに関するセミナーを実施していますので、その中の一部を紹介します。
まずは、意識の持ち方から・・・
対面ができないからオンラインで、対面をオンラインに置き換えるためにと考えてしまいがちですが、オンラインならではの価値を最大限に活かすようにしましょう。例えば従業員との面談、1ON1やこれまで上の役職の人が前に座って行っていた会議を行う場合は、オンラインでは位置関係がみんなオンライン会議の四角の枠の中、どんなに立派な椅子に座っていても威圧感はありません。心理的にフラットな関係になるので、話しやすくなります。会議室では前の方に座って、新人は後ろの方になりがち、面談の際も、面談する側とされる側との座席の位置関係も自然と決まりがちだったのが、オンラインだと位置関係を気にすることがなくなります。声も平等に聞こえます。ですので、より発言を促しやすくなり、安全性が確保されているので、遠慮が少なくなるということもあるようです。
Zoomの場合は、会議の場合、スピーカービューではなく全体が見渡せるギャラリービューにしておくように御願いするのもポイントです。
少し難しく配慮が必要なのは以下のような状態。以前も少し触れたハイブリッドな状態です。
会議室の中だけで盛り上がらない、オンライン対応の方への心配り、スピーカーやマイクの工夫が特に必要です。
そしてちょっと困っているなーと思うこと、オンラインにネガティブな人おられませんか?
オンラインにネガティブな人の持っている意識を考えてみましょう。それは、こちら側に対応の仕方や打ち合わせの設計方法など課題もあるはずです。参加したくない要素を少しずつ取り払っていくことが大切です。発言しやすい雰囲気作り(相手にしゃべらせる時間をとる)、オンラインツールを実際に使ってみる面白さの体験(反応ツールを使ってもらう)、その人の学びにつながる、オンラインで話して良かった!と思わせるクロージングは、次のコミュニケーションにつながります。
オンライン対応の基礎となることをあらためてご紹介しましたが、一番は使って慣れること。まだまだ、初心者も多いオンラインの世界なので、お互いの学び合いが発揮できる場、クライアントさんにちょっとしたコツやオンラインで気づいたこと伝えたり、逆に「教えてください」といってみると、お互いのためになりますし、コミュニケーションが深まるきっかけになりますね~