コロナショックの今だからこそ必要な対話と雇用維持 | ブログ・コラム

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コロナショックの今だからこそ必要な対話と雇用維持

2020.4.26

※メルマガ登録してくださった方に、“コロナ時代の小規模企業対応ガイド(5月1日版)”をプレゼントしています。是非、今やるべき対応策の参考にしてください。(メルマガ登録は画面右上です)

阪本です。今回のコロナショックの中で、誰もが自分自身の事業も含めた身近な生活の中から、コロナ後の社会が大きく変わっていくことを強烈に感じているのではないでしょうか?事業継続への不安が高まっている方、ビジネスモデル転換を考えざる得ない方も多いと思います。

社内外問わず、オンラインでの会議や打ち合わせが当たり前になり、毎日のようにzoomを使っています。zoom以外のオンラインツールも増えてきました。zoomのセキュリティリスクは言われていますが、アップデートによって対応されていますし、通常の内容であれば、使い方を間違わなければ、大きな問題はないと感じています。(個人的な見解です)

リモートワークが急速に進んできて、コミュニケーションやメンタルやワークライフバランスの課題も出てきている頃かと思います。雑談が生まれない、通常の場にいることで入ってきた緊急性のない情報が見えてこないということに気づきだしていると思います。

そんな情報共有やコミュニケーションの問題を解決するためのweb記事も膨大に出されており、情報があふれています。インターネット社会の強さ、情報をオープンにしてシェアしていくことが当たり前なので、私自身も知識を得ることが容易になったことを実感しています。一方、より価値があるもの、お金を支払うという行為への価値をつくっていくことの必要性、よりお役立ちできることを再構築していかなければいけないと危機感が生まれています。

現在の急な環境の変化で、皆に同じようにストレスがかかっています。頑張ろうとして、体力を消耗しつつも、やりがいを感じてアドレナリンが分泌され、そして様々な情報を得て「アフターコロナに備えよう!」「社会はいい方向に変わる!」と信じて頑張っています。でも、それが長引いてくるとまた疲弊感が襲ってくるということを繰り返していく可能性も高いと思います。リモート業務になり相手の顔を見なくなり、雑談が減ってくると、エンゲージメントが下がってくるということが起こりがちです。

そこで、皆様にご提案したいこと・・・今だからこそ、経営者も従業員も一緒になって、次の戦略について、未来について話す機会をつくってみませんか。今回のコロナショックは、誰もが自分事ととして捉えることができる問題で共通の話題としやすいこと。誰もが不安な中、どうやって自分たちの事業や関連する業界がこれからの社会にとって必要とされるものであるか、そのためにはどういうビジネスモデルの転換が必要とされるか、こういったことを、雑談交えて、オンラインランチを実施したり、報告に偏りがちなオンラインで雑談時間をあえて設けたりすることで、チームの再構築、組織力の強化が図れていくのではと感じている最近です。

コロナ後の採用環境も大きく変わっていくと思います。今だからこそコロナ後の事業継続のためにも従業員の雇用維持に活用してください。

【厚労省関係の支援策について】

■雇用調整助成金特例措置追加実施が発表されました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07.html

■小学校休業等対応助成金の申請受付が4月15日より開始されました

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/pageL07_00002.html

動画で説明も出ています→ https://www.youtube.com/watch?v=Rqt8wxPs1pE

→どちらも厚生労働省の助成金ですが、申請書式が違うのでご注意ください。

簡素化されていますので、是非自社で取り組んでいただきたいと思います。弊社は社労士ではないので、申請書類作成のご支援はできませんが、情報提供、助言は可能です。

小学校休業等対応助成金は、「仕事と家庭の両立支援助成金」の一部であり、自身の育児休業復帰のための助成金も活用しましたし、今回も2歳と7歳の子ども達の休園、休業でこの助成金については詳しくなりました。(笑)

友人の弁護士さん、田中暖子さんが分かりやすくまとめておられますので是非こちらもご覧ください。従業員さんへのご説明にも使えるかと思います。

https://note.com/harutana/n/n46f039ffbafc