生成AIは引き続き飛躍的な進化を遂げています。今回のブログでは、2025年11月にリリースされたChatGPT5.1とGemini3.0についてとスマホで完結できるようになった議事録作成について紹介します。
○AIの最前線:ChatGPT5.1とGemini 3.0

現在、生成AIのモデルで世界的に頻繁に用いられているのが、GoogleのGeminiとOpenAIのChatGPTです。ChatGPTの最新モデルは5.1で2025年11月12日にリリースされています。一方、Geminiの最新モデルは3.0でで2025年11月18日とほぼ同時期にリリースされています。それぞれの特徴は以下の表のようになります。
| ChatGPT 5.1 | Gemini 3.0 | |
| 推論能力 | より人間らしい対話と、細部にわたる意図の理解、創造的なフィクション生成に強み。 | 長い文章での複雑な論理パズルの解決、高度な科学的仮説の生成に強み。 |
| コンテキスト | 処理速度と安定性を高めつつ、実用的なコンテキスト長(数十万トークン)を維持。 | 非常に長いコンテキスト長(100万トークン以上)で、大量の情報を一度に処理し、一貫性を保てる。 |
| API/連携 | 外部ツールやプラグインとの連携の柔軟性が高い。 | Googleの他のアプリ(Workspace、Android、Chromeなど)への組み込みが容易。 |
両社から最新のモデルが発表され、いずれも能力が非常に高いモデルですが、ユーザーである我々の視点から最も大切なのか「使いやすさ」です。Googleの他のアプリの利用頻度が高い方は、Gemini 3.0が最適な選択肢となります。一方で、創造的なテキスト・画像生成や、Google以外の多様な外部サービスとの連携を重視する方は、ChatGPT 5.1が最適な選択肢になります。自身の使いやすさや利用目的に応じて生成AIを我々が使い分ける必要があります。
○スマホで完結できる議事録作成

現在、私たちが頻繁に使っているWeb上の生成AIを使った議事録作成には手間がかかります。録音した音声データをWeb上の生成AIに貼り付け、それを文字起こししてもらい、それをNotebookLMにアップロードできるようにPDFファイルを作成してやっと議事録が作成できます。
※NotebookLMは、ユーザーがアップロードした資料(ドキュメント、PDF、スライドなど)を基に質問への回答、要約、などを行うAIツールです。NotebookLMについては前回のブログで紹介していますので忘れた方は一度ご覧ください。
しかし、現在はAndroidの1つであるPixelであれば、それに搭載されているレコーダーで今回新たにNotebookLMへ連携して取り込めるようになりました。
そもそも、Pixelのレコーダーは、会議やインタビューの内容をリアルタイムでテキスト化し、話している人を区別する機能もあり、かなり精度が高くなっています。この連携により会議後に手動でデータを移行する手間がなくなり、スマホで録音した直後からNotebookLM上で議事録を作成することができます。議事録作成の作業がスマホで完結でき、議事録作成の革命とも言えます。
AIは「使う」から「パートナーとして活用する」フェーズへ移行しています。最新のツールを賢く取り入れ、日々の業務を最適化していきましょう。
経営コンサルタント
平田 紘基


