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中小企業の経営力と業績向上を加速する アクセルコンサルティング株式会社 近畿経済産業局認定 経営革新等支援機関

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カテゴリ:ブログ

個々は違う、そこを前提に・・・

2020.2.28

阪本です。

今日のテーマ、普遍的なことです。当たり前のことなのに、あえて研修や教育を受けたりするのも、人間の特性として、その場の楽な方を選んでしまう、一律の対応、管理をした方が効率的だと無意識に選択してしまうからではないでしょうか。だって、その場その場はその方が考えなくてもいいし、楽だから。

先日、小1息子の今年最後の授業参観は「できるようになったことはっぴょうかい」、1年生の入学から今までの学習内容や行事を先生が掲示している写真で振り返り(これが先生の力作!)思い出を発表、その後、それぞれのできるようになったことの発表。縄跳びだったり、けん玉だったり、計算だったり。その後、その発表の振り返り。自分の頑張りや友達の頑張りからの良かったことを話し合い、お互いのできるようになったことについて認め合うような時間。先生からは「自分のいいところって、意外ときづいていないよね。みんなから気づいてもらえて、あーそうだったんだという気づきもあるよね」っていうような話で、子どもたちも「うん、うん」とうなずきながら聞いていました。今回の発表内容も、何を発表するか分からないで迷っていた子は友達から「○○がみんなよりすごい!」と話す中でひとりひとりの発表する内容を決めたそうです。

「お友達のいいところを見つけることができる人は、お友達をよく知ろうとしている人だし、お友達からもいいところを見つけてもらえる」というような先生の話もあり。

 

これって、組織作りの中でもやっている「お互いを知る」というようないろんなワークショップや、心理的安全性の話とも共通のことと感じることばかり。大人になってもやっぱり意識してトレーニング続けることが必要、会社に限らず、自己開示や他者を理解することが大切で、よりよい関係性をつくっていくことが組織やチームで働き生きていくためには必要なことなんだと改めて感じます。

 

お互いを知るという面でおすすめするのが、例えばひとりでよくやっているようなエニアグラムをグループでやってみること。以前の職場の縦割り業務のチームのランチミーティングでやったら盛り上がって、お互いのことを話すきっかけにつながりました。

(エニアグラムのワークショップ資格なんかもありますが、簡単にwebを使って診断もできますよ~

90問回答式チェック

他にも、よくキャリアの話で出てくる、「ジョハリの窓」これもアプリが出ていて、グループでできるようになっています。ワークショップでも、やってみることができますし、ツールも無料公開されています。https://potect-a.com/utilization/johari_window/

このワークショップのようなものも、中学校の授業でもやっているみたいで・・でも、組織について考えるときも良く使われているのは、ついつい大人になってしまうとより効率化を求められると、個を出せなくなってしまうのかもしれません。

 

 

そして、それを組織運営に活かしやすいように、仕事の能力を文章で言語化できるようにつくられているのが、「持ち味カード」®です。「持ち味」とは良い方向へ発揮できる可能性のある個人の特性のこと。「強み」という言葉とはちょっと似ているけどちょっと違います((笑)

当社メンバーが参画している㈱京都採用定着支援センターで体験会実施予定。4月以降となりますが、その体験をしていただいて是非組織への活用もご検討ください!とっても分かりやすく、それぞれのキャリアや成長の方向性をマネジメント層はもちろんメンバー同士が応援し合うことで仕事能力の成長へもつがること、またそれぞれの違いを知ったチーム運営ができることなどの効果を実感できますよ!!

詳しくはこちら・・・https://www.kyotosaiyou.com/20200318

皆さまにいち早く!「ものづくり補助金」情報

2020.2.6

令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」が間もなく公募開始されます。
現在、補助金の事務局の公募が行われており、その締め切りが2月14日となっています。

事務局の公募自体は、私たち中小企業には特に関係のないことですが、その公募要領の中に、今回の「ものづくり補助金(令和元年度補正予算「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進事業」)」の概要が記載されていますので、皆さんにいち早く紹介します。

・補助対象事業
若干例年よりも追加されている部分はありますが、今まで通り主に以下の取り組みが対象になります。

中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等

・補助対象者
中小企業・小規模事業者等(①~③をすべて満たす)
①事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加
②事業計画期間において、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)を地域別最低賃金+30円以上の水準にする
③事業計画期間において、事業者全体の付加価値額を年率平均3%増加
(付加価値額とは、営業利益、人件費、減価償却費を足したもの。)

・補助率等

事業概要 補助上限額

(補助下限額)

補助率
1.一般型

新製品・新サービス開発・生産プロセスの改善に必要な設備投資及び試作開発を支援。

1,000万円

(100万円)

中小企業2分の1

小規模事業者3分の2

2.グローバル型

海外事業(海外拠点での活動を含む)の拡大・強化等を目的とした設備投資等の場合、補助上限額を引上げ。

3,000万円

(100万円)

中小企業2分の1

小規模事業者3分の2

3.ビジネスモデル構築型

中小企業30者以上のビジネスモデル構築・事業計画策定のための面的支援プログラムを補助。(例:面的デジタル化支援、デザインキャンプ、ロボット導入FS等)

1 億 円

(100万円)

支援者定額補助

・その他

本事業については複数回で3ヶ月ごと程度に1回ずつ採択発表を予定するものとする。具体的な公募時期、採択時期及び回数、各採択における採択規模、補助事業期間等は、中小機構と協議の上決定すること。

今回のもの補助は、複数回公募ということで、3ヵ月ごと程度に1回の公募ということになっています。

また、加点措置も変わっているようですので、もし製造業の皆さまで設備投資をお考えの方がいらっしゃれば、早目にご相談ください。

当社もお知り合いとご紹介に限って、ものづくり補助金のお手伝いをしています。

採択率も90%を超えますが、お引き受けできる件数が限られていますので、必要な方はお早めにお問い合わせください。

※今回の情報は実際の公募時に変更されることも考えられます。実際の公募要領を必ず再確認して下さい。

仲間づくりの採用活動

2020.1.31

阪本です。

メルマガでも先日ご紹介させていただいた通り、㈱京都採用定着支援センターとしても、企業様の採用定着に関するご支援にも力を入れています。そもそも、定着する組織であれば採用にも困らない、いい会社であれば仲間を増やしたいと思う、一緒に働きたい人を探すことにアンテナが経営者だけでなく働くメンバーもっている状態の会社であることができますよね。そんな事例をあげつつ、紹介できればと思っています。

2月27日セミナー実施します!

https://www.kyotosaiyou.com/20200227?fbclid=IwAR2L1NNn60iVFb3ytDiSFN3M4guOn0d73O5jZt5wNdMiFHFMPFR6QTmltnw

11月~1月にかけて毎月いろいろと贅沢な学びの機会をいただき、肩書持ちみたいな感じになってしまいました。しっかりとお客様にも還元していきます!!

11月:行動指針作成アドバイザー®/12月:承認コミュニケーター®/1月:持ち味ファシリテーター®

この内容については、また、㈱京都採用定着支援センターとしても情報発信していきますね!中途採用者に活躍してもらうためにもとっても有効!!私自身や一緒に働く方への「愛」が高まるツールだと思います!!

(写真はツールとは無関係ですが、似てるかも~‼なんか愛にあふれているなーと)

さて、中途採用、私自身も改めて振り返ると今4社目。昔の思い出は美化しがちだからかもしれませんが、すべての経験が今の仕事につながっていて、過去の経験も活かし、前にやっていたことを活かしてほしいときちんと聞いてくれる企業で、たくさん学ばせていただける場であったことには感謝しています。

 中途採用、今とっても増えていると思います。中小企業は中途採用が多いのが当たり前。中途採用が新卒と違う点は、考え方が大切とは分かっていても、即戦力欲しさに応募者の経験やスキルに着眼しがちで、ミスマッチの可能性があることです。お互いにとってミスマッチは不幸ですよね。社長の一存で決めると現場に入ったとき使いにくいとなったり、入った社員が職場になじめず育成をしようと現場がしなかったり。そして結局活躍できずに辞めてしまうということにもなりかねませんまた社長一存で決めたリーダークラスだったりすると、今いる人材と合わない人だったり、これまでの組織で重要だった人が辞めるという最悪な事態になったりします。

 

①中途入社の採用には既存の従業員を巻き込む

②(ついつい即戦力を重視しがちだが)経営理念や考え方が合うかを慎重に重視

③中途入社者の経験からの意見を聞く機会をつくる(➡育成の視点を持つ)

→取り入れるところは取り入れてみる。違っても否定せず考え方を伝える機会とする

中途入社者が入って活躍してもらうためにはまずは「職場適応」してもらう事です。その時大切なのは、その職場の「心理的安全性」があるかどうかで、定着率が大きく変わるということです。

「中高年の転職後の適応について。

本人がもっている強みやスキルと新たな仕事が必要とするものが合っていない場合でも、仕事の裁量度が高く、仕事を行う際に自分のやり方や考えを発言できるような心理的安全性のある組織であれば、適応は促進される。」

というレポートが以下にも出ています。(リクルートワークス研究所)

https://www.recruit-ms.co.jp/research/journal/pdf/j201711/m48_all.pdf

 

人材不足といいながら、求人を続けている会社さん多いですが、中途採用者に活躍してもらえる組織づくりを意識すればより定着力が高まって採用に対する課題が減るはず。素敵に活躍できる働く場が増えていけば、もっと愛であふれた社会になるんじゃないかなーなんて大きな妄想が広がっています。いい組織づくりいい会社づくりに貢献できそうな気が。。。究極は私たちのような今の仕事がなくなることがいいのかな、そして新たな価値を追求し続けないとなと思います。

事業継続力強化計画 申請書の作り方 3(3)事業継続力強化設備等の種類

2020.1.17

こんにちは。浦出奈緒子です。

災害時にどのように対応するか、事前に予測し対策を行っておくための「事業継続力強化計画」。

5回目の今回は、

3事業継続力強化の内容(3)事業継続力強化設備等の種類、です。

この部分は被災時に有用な設備(自家発電やスプリンクラーなど)を購入される予定がある場合のみの記載です。記載内容も設備の名前や価格、設置場所住所などを記載するだけなので、とても書きやすい項目です。

事業継続力強化計画の作成において、被災時の事務所や工場、店舗などの状況を想像した際に、

こんな設備があった方がいいな、と思われた方もいらっしゃることと思います。

 

そのうち、下記の要件に当てはまる設備を取得される場合には、取得価額の20%の特別償却が適用できます。

ただし、義務付けられている設備に対しては対象外になっています。

例えば転倒防止金具を購入して取り付ける、なども防災対策の一環で有用ですが、

対象ではないので、空欄のまま申請してください。

 

設備を取得する前に認定を受ける必要がありますので、まずは書類を作成して申請することから

初めてくださいね。

 

 

年始のご挨拶

2020.1.10

アクセルコンサルティングの岡原です。

新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

皆さん、年末年始はどのようにお過ごしでしょうか。
年末年始は、一年を振り返り、一年の計を考えるとってもいい機会ですね。

以前にもブログに書きましたが、明確な目標を立て、それを紙に書いて持ち歩いている人は全体の3%程度しかいないと言われます。

目標を意識し、達成できる人はそのようにしている人の様です。

2019年の目標は、
①フルマラソンの完走
②マーケティングコンサル事業の確立
でした。

①はお陰様でギリギリのゴールで目標達成、②は現在道半ばではありますが、売上アップに貢献できるマーケティングやセールスの分野で多くのセミナーを実施することができ、また現在も進行中ですが、BtoBビジネスの売上アップに関するコンサルティングを当社で3件お手伝いしているところです。

2020年、今年は現在行っているマーケティングコンサル事業を更に進化させます。
ご支援中の案件でしっかりと成果を出していくとともに、更にお役に立てる内容にするために、コンサルティング内容の充実を行います。
京都で売上アップしたいと思ったら、アクセルコンサルティングが思い浮かべてもらえるようになります。

2つ目は、出版です。
2008年12月に私的整理による事業再生の実務Q&Aという書籍を中央経済社から出版させていただきました。その後、何冊か事業再生関係の本の監修をさせていただきましたが、しばらく出版から遠ざかっていました。
今年は、アクセルのメンバーでマーケティングに関する書籍の出版をします。

3つ目は、効果性の高いチーム作りのコンサルティング事業を外部のパートナーとアライアンスして、事業化します。
また、詳細は追ってご案内させていただきます。

当社が行っている収益改善(経営改善)と売上アップ(マーケティング)、チーム作りの支援は、一見ばらばらのように見えるかもしれませんが、私はすごく密接な関係があると考えています。

特に私たちはご支援する小規模な中小企業さんでは、何かひとつのことができれば成果が出せるなんてことは無いと思っています。
収益改善で収益向上が実現できそう・・・でもコスト削減だけでは結局会社は良くなりません。
やはり、どこまで行っても売上の維持向上を実現することが必要になります。
また、それを実現しようとすると、社長1人ではなく、会社として、チームとしてしっかりと新たな取り組みに向けた行動が必要です。

今年もしっかりと経営者の方に寄り添って、お役に立てるように取り組みたいと考えています。

今年一年を振り返って、人生において素晴らしい一年間であったと言えるように公私ともに充実した一年にしたいと考えています。
みなさんも、そのような一年になるように目標を考えてみましょう。

どうぞよろしくお願いいたします。