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7つの質問で独自のポジショニングを考える

2019.9.11

前回のブログで、マーケティングのキモは「ポジショニング」だという記事を書きました。
今日は、ポジショニングを考える際の7つの質問について書きます。

ポジショニングとは、端的に言うと「〇〇ならあなたの会社(会社そのもの・製品・サービス)」と顧客や見込み客に認知してもらえるよう、自社独自の価値を作り上げていくことです。

見込み客の頭の中にニーズが発生した時に、まず初めに思い浮かべてもらえるか・・・
独自のポジションが確立されていなければ、思い浮かべてもらうことはできません。

「四条烏丸でパスタが食べたくなった時に行くお店は?」
「四条烏丸で肩が凝ってきた時に行く、マッサージ店は?」
「京都でマーケティングのセミナー講師が必要な時は?」

この時に頭に思い浮かぶところは、皆さんの中で「No.1」のお店、会社です。
実際には、No.2、3も思い浮かんで比較での購買になりますが、確実に「No.1」が選ばれやすいですよね。

その「No.1」を作るのが、まさにポジショニングです。
また、「No.1」にはなるのではなく、作るという発想が大切です。

では、どのようにして「No.1」を作ればいいのかです。
専門特化、選択と集中で「小さなNo.1」を作るという視点を持ちながら、以下の質問の答えを考えてみましょう。

1.競合が価値を届け切れていない見込み客、分野はないか?
2.業界に感じているお客の不満・不安・不便・不快は何か?
3.理想の顧客に最もお役に立てる価値は何か?
4.業界初、地域発と名乗れるものはないか?
5.競合の強み、特徴は何か? → 別の視点でポジショニング
6.競合の弱みは? → 弱みにつけこんでポジショニング
7.競合商品で解決できていない顧客の「不」は? → 弱みにつけこんでポジショニング

✕「生鮮食品ならアクセルスーパー」
✕「カフェといればアクセルコーヒー」
✕「経営コンサルタントならアクセルコンサルティング」

大きな視点を持つと「No.1」を作り出すことができません。

〇「大手スーパーでは取り扱いにくい、できる限り無添加・減農薬のこだわり生鮮食品ならアクセルスーパー」
〇「オーガニックでかつカフェインレスのコーヒーを使った妊婦さんや授乳期のママのためのカフェといればアクセルコーヒー」
〇「京都で売上高5億円未満の事業改善に特化した経営改善ならアクセルコンサルティング」

「・・・・・・A・・・・・・なら・・・・・・B・・・・・・」

Aにはターゲット、顧客ニーズ・不満・問題、地域、

ニッチに絞り込み、小さな市場で「No.1」を作り出すということを考えてみましょう!