2月, 2026 | ブログ・コラム

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2026年02月の投稿

人が育つ組織には「ミミズ的な役割」がある

2026.2.24

阪本です。

以前に蚕や野菜の写真を投稿していましたが、引き続き“農ある暮らし”をささやかに続けています。毎週、少しだけでも土に触る時間をつくるようにしています。春が近づいてきているので、2月は野菜の片づけと土づくりの季節。土の中に残る細かな根やミミズが顔を出してくるのをみると自然と土に感謝の気持ちが湧いてきます。

そんな中で読んでいたのが『ミミズの農業改革』という本。読んでいるうちに、「これ、組織の話にも通じるのでは?」と、半分こじつけのように思い始めました。でも考えてみると、妙に納得感がある。今日はその話を、先月に続いてエンゲージメント調査のQ10とも重ねながら、(こじつけつつ)書いてみたいと思います。

先月のブログ

研修を通して考えた「生産性の上がる職場で大切なこと」

若手が辞める理由は「条件」だけ??

Q10は、「職場に何でも話せる親友(同僚)がいるか」という問いです。この数値が低い会社は、正直少なくありません。もちろん、職場に“親友”が必要だと言いたいわけではありません。仕事は仕事と割り切りたい人もいますし、それも自然なことです。でも、この問いが見ているのはそこではなくて、「安心して話せる関係性があるかどうか」なのだと思っています。

若手が辞めるとき、経営者には「給料が合わない」「条件が合わない」と伝えられることが多いですよね。でも、現場を見ていると、本当の理由は本人からは決して言われないのですが、①失敗が怖い、②相談できない、③何を期待されているのか分からない、④頑張っても認められていない気がするというようなことではないでしょうか。これって、個人というよりも、最近「土壌」の問題だと捉えるようになりました。

生態系の強さは「循環」

ミミズは、落ち葉を食べて分解し、土に戻します。落ち葉も、枯れたものも、無駄にならない。全部が次の命の栄養になる。生態系の強さは、循環にあるんですね。これを組織に置き換えてみるとどうでしょう。循環っていうと人の循環、入れ替わりとらえられがちですがそうではありません。失敗や衝突、迷い。本来ならマイナスに見えるものが、ちゃんと対話され、振り返られ、次につながっているかどうか。循環すれば、学びになります。循環しなければ、ただの萎縮や沈黙になります。若手が定着しない会社は、循環が止まっているのかもしれません。

組織の中の「ミミズ」

会社の中にも、ミミズのような存在がいます。

・若手の話をちゃんと聴く人
・場の空気を少しやわらかくしてくれる人
・「ありがとう」を自然に言える人
・失敗を責めずに次につなげる人

そんな人がいるだけで、職場の空気が少し違う。私は、これが「承認の循環」だと思っています。承認といっても、大げさな表現ではありません。「見ているよ」「期待しているよ」「あなたがここにいることを大切に思っているよ」このメッセージが、日常の中でちゃんと行き交っているかどうか。それが、土のやわらかさを決めます。

若手の定着と採用

若手は会社を辞める、というより、硬い土から離れていくのだと思います。制度を整えることも大切です。
待遇を見直すことも必要です。でもその前に、「この会社の空気はやわらかいか?」と、自分に問いかけることのほうが、実は大事かもしれません。

そして採用においては、最近の求職者は、本当によく見ています。ホームページやSNSを細かくチェックして、面接の短い時間でも、会社の温度を感じ取っています。土がやわらかい会社は、言葉にしなくても伝わります。逆に、制度が整っていても、空気が硬ければ、なかなか人は集まりません。採用は条件だけの勝負ではなく、「この土壌で育ちたい」と思ってもらえるかどうか。そこにかかっているように思います。

承認と対話が循環する組織をつくることが、結局は採用にも定着にもつながっていくのだと思います。ミミズのように、目立たないけれど大切な存在。そんな役割を、組織の中でどう育てていくか。そこに、働きたいと思える組織をつくるヒントがあるように感じています。

持ち味研修を思い返すと、その研修をすることでだれもが優しくなれる、耕していける存在になれるってことだなとこじつけてみます(笑) 導入を検討されたい企業さま、随時ご相談ください。

中小企業診断士 阪本純子

【保存版】起業で失敗しないための「3つの重要項目」

2026.2.16

「起業したい。でも、何から考えればいいのかわからない…」
「やりたいことはあるけど、本当にこれで成功できるのだろうか?」

起業を目指す方や、起業して間もない方の多くが、この不安を抱えています。

実は、成功する事業には“特別な才能”よりも、正しい考え方があります。
今回は、創業を成功に近づけるための「3つの重要項目」を、わかりやすく解説します。

成功する事業の考え方「3つの重要項目」

① あれこれしない(選択と集中)

選択と集中。絞り込み。やらないことを決める。

起業初期に最も多い失敗は、「何でもやろうとしてしまうこと」です。

  • あのサービスもできる
  • これも提供できる
  • ターゲットも広く取ろう

その結果、
✔ 強みがぼやける
✔ メッセージが伝わらない
✔ 集客が中途半端になる

という状態に陥ります。

◆なぜ「絞る」ことが重要なのか?

お客様は「専門家」に頼みたいのです。

例えば、

  • 「何でもやります」というコンサル
  • 「飲食店の売上改善専門」のコンサル

どちらに依頼したいでしょうか?

答えは明確ですよね。

◆成功する人がやっていること

  • ターゲットを絞る
  • 提供価値を絞る
  • やらないことを決める

「何をやるか」よりも
「何をやらないか」が成功の分かれ道になります。

あなたは、今“広げすぎて”いませんか?


② ニーズありきで考える

「自分ができるから」「やりたいから」ではなく、「求められているか」で考える。

起業を目指す方が陥りやすい思考があります。

  • 自分が得意だから
  • 自分が好きだから
  • やってみたいから

もちろん情熱は大切です。
しかし、ビジネスは“相手”がいて初めて成立します。

◆成功する人の思考法

成功する事業は、こう考えます。

  1. 市場にどんな悩みがあるか?
  2. その悩みにお金を払う人はいるか?
  3. すでに解決されているか?

つまり、スタートは常に「ニーズ」です。

具体例

❌ 「自分は英語が得意だから英語を教えたい」
⭕ 「英語で昇進試験に困っている会社員が多い。そこに特化しよう」

同じ“英語”でも、ニーズ起点にすると方向性が全く変わります。

あなたのビジネスは、
「自分起点」になっていませんか?
それとも「お客様起点」になっていますか?


③ 既存サービス・商品との違いを追求する

ニーズは既に満たされている。だからこそ“違い”が必要。

ここが最も重要です。

実は、世の中のほとんどのニーズは
すでに誰かが提供しています。

では、なぜ新規参入できるのでしょうか?

それは「違い」があるからです。

差別化のポイント

  • ターゲットを絞る
  • 提供方法を変える
  • 価格帯を変える
  • 世界観を明確にする
  • サポート体制を強化する

同じダイエットでも…

  • 短期集中型
  • 女性専門
  • 40代専門
  • オンライン完結型
  • 食事管理特化型

“違い”があるから選ばれます。

選ばれるための問い

  • なぜあなたから買う必要があるのか?
  • 他社ではなく、あなたを選ぶ理由は何か?

この問いに答えられない事業は、価格競争に巻き込まれます。


成功する創業に共通する本質

まとめると、成功する事業の考え方はこの3つです。

  1. あれこれしない(選択と集中)
  2. ニーズありきで考える
  3. 既存との違いを明確にする

派手なノウハウではありません。
しかし、この土台ができているかどうかで、結果は大きく変わります。


起業希望者・起業初期の方へ

もし今あなたが、

  • 売上が安定しない
  • 集客がうまくいかない
  • 方向性に迷っている

のであれば、一度この3つを見直してみてください。

ビジネスは「やり方」よりも「考え方」で決まります。


さらに深く学びたい方へ

今回お伝えした内容は、経営の基本中の基本です。

もしあなたが、

  • 実践的に経営を学びたい
  • 具体例をもっと知りたい
  • 経営の本質をわかりやすく学びたい

そう思われたなら、ぜひ

「秒速インストール!おかちゃんの実践経営学」

https://www.youtube.com/@okachan-jissen

『経営の話を、難しい言葉を使わず、すぐ現場で使える形で』をコンセプトに

毎週 水曜・土曜の17:00に投稿しています。

をおすすめします。

難しい専門用語ではなく、
実際の経営現場目線で、わかりやすく解説されています。

起業初期の方ほど、ぜひ一度チェックしてみてください。


あなたの事業は、「なんとなく」進んでいませんか?

今こそ、考え方を整えるタイミングかもしれません。

一歩ずつ、土台から。

応援しています。

中小企業診断士

岡原 慶高