1月, 2026 | ブログ・コラム

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2026年01月の投稿

ChatGPTの最新情報 ~まずは小さく試すGo、作業自動化できるAtlas~

2026.1.23

生成AIを業務に取り入れたい一方で、「無料版は制限が厳しい」「有料版はコストや運用面のハードルが高い」と感じる企業も少なくありません。そこで本記事では、手頃な価格で業務に使えるChatGPT Goを紹介します。併せて、ChatGPTの最新情報としてChatGPT Atlasについても紹介します。その他の生成AIについては以下の記事などをご覧ください。

最新生成AIモデルの登場と「スマホ完結」議事録革命:NotebookLM連携の最前線

○ChatGPT Go

ChatGPT Goは、無料版より「もう少しだけたくさん使いたい」人向けの、低価格サブスクリプションサービスです。2025年8月にインドで導入され、その後、日本を含むChatGPT提供地域へ展開されています。料金は月額8米ドル(日本円で約1,300円)です。

現在、ChatGPTには無料版・有料版・Proの3種類のプランがあります。料金はそれぞれ月額0円、20米ドル(約3,000円)、200米ドル(約3万円)です。生成AIの導入を検討している企業にとっては、無料版と有料版の間にちょうどよい選択肢が少ないことが課題になりがちです。

無料版はプロンプト入力の回数制限が厳しく、業務適用の継続運用には不向きです。一方、有料版は一定の効果が見込めるものの、生成AIに精通している人がおらずタイムパフォーマンスの面で、特に導入初期の企業にとってはハードルが高く感じられたことと思います。こうしたギャップを埋める選択肢として位置づけられるのがChatGPT Goです。

ChatGPT Goは、無料プランの最大10倍の利用枠があるため、実務での試行や業務での導入にも使いやすくなります。「まずは社内で業務利用を回してみたいが、いきなり有料版は難しい」と感じている企業にとって、導入のハードルを下げるプランになります。

なお、ChatGPT Goでは広告が入るため、かえって生産性が低下する恐れがあります。しかし、まずはChatGPT Goで試してみて、生成AIが当社の中でなじんできた段階で、上位プラン(有料版、Teamプランなど)に移行するのがおすすめです。

 

○ChatGPT Atlas

ChatGPT Atlasは、ChatGPTが組み込まれたAIブラウザーで、閲覧中のページについて簡単に要約・比較・分析などを行えます。どのウィンドウでもChatGPT Atlasを呼び出して記事を要約したり、複数商品の比較表を作ったり、今見ている(または直前に閉じた)サイトの内容を材料にデータ整理ができます。特徴的なのはエージェント機能で、ChatGPT Atlasと対話しながら検索や商品選択のような作業をChatGPT Atlasが自らカーソルで文章を選択して実行します。以下の動画は、OpenAI社によるChatGPT Atlasのデモ動画です。

 

検索も強化されており、テキストだけでなく画像・動画・ニュース記事まで横断的に探せます。現在はmacOSのみで提供されており、Windowsなどの他のOSでは試すことができません。ChatGPT Atlasを試せる方は、自動でPC上の作業を完了してくれるという近未来のアプリを試してみてください。(なお、筆者はWindowsのため、まだ試せていません。)

 

経営コンサルタント

平田 紘基

研修を通して考えた「生産性の上がる職場で大切なこと」

2026.1.14

阪本です。

先日、改めて最近の研修やエンゲージメント調査で気になっていることがありました。それは、「関係性の質って、どの程度がいいのだろう?」ということです。

持ち味研修を実施いただいている企業では、毎回12問のエンゲージメント調査をお願いしています。その中にある問いの一つが「職場に何でも話せる親友(同僚)がいる」というもの。このスコアが低い企業も少なくありません。

でも「親友」である必要って、本当にあるのだろうか?きっと中には、「仕事は仕事」と割り切りたい人もいるはずです。

関係性の“深さ”はどこまで必要か?

「なんでも話せる親友がいるか?」という設問は、一見プライベートすぎるように思えます。しかし、Gallup社が提唱するエンゲージメント調査の中では、この問いが意外にも生産性や離職率と関係していることが示されています。とはいえ、「誰かと深く関わること」を必須とするのではなく、心地よい関係性の“選択肢”があるかが大事なのではないか、と最近は考えるようになりました。

そんな時に、年明けの研修で出会ったのが、エドガー・シャインが提唱する「関係性の4段階」です。職場における人間関係は、以下のように段階的に整理されます。

この中で先ほどの問いは③〜④を想定していると言われます。でも、誰もが④を求めているわけではありません。③の「パーソナル関係」に至るだけでも、十分に信頼や安心感のある職場がつくれるのです。逆に④になると身内過ぎて甘えが増えて、口論になりがちということもあるようです。

選択肢があることが大切

研修中に「私は職場では深く関わらなくていいと思ってる。仕事がきちんとできればいい。生活のために働いているんやし」という声も聞きました。

この価値観もまた、尊重されるべきものです。
関係性は“深めること”より、“選べること”の方が大事だと私は考えます。誰かと雑談したい人もいれば、静かに自分のペースで働きたい人もいる。その両方がお互いに尊重される空気があること、それこそが「関係性の質が高い職場」になりそうだなとも思います。

生産性を上げるために必要なのは「安心感」

人は、関係性が深いから行動できるのではなく、安心感があるから行動できるのです。「こんなこと言っても大丈夫かな?」と思った時に声をかけられる、調子が悪そうな同僚に「大丈夫?」と自然に聞ける失敗したときに「自分が悪いんじゃないか」と必要以上に怯えなくてすむ。そうした適度な人とのつながりが、個々のパフォーマンスを引き出し、チームとしての力につながっていくのじゃないでしょうか。

持ち味研修を通じて感じるのは、「関係性の質は、急には変わらない。でも、意識すると確実に変わっていく」ということです。関係性の4段階を参考にしながら、持ち味のカードワークも進めると自己理解を通して「今の職場はどの段階が多いかな?」「自分はどんな関わり方をしたいんだろう?」と問い直してみることもできます。

導入を検討されたい企業さま、随時ご相談ください。

中小企業診断士 阪本純子