12月, 2025 | ブログ・コラム

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2025年12月の投稿

最新生成AIモデルの登場と「スマホ完結」議事録革命:NotebookLM連携の最前線

2025.12.8

生成AIは引き続き飛躍的な進化を遂げています。今回のブログでは、2025年11月にリリースされたChatGPT5.1とGemini3.0についてとスマホで完結できるようになった議事録作成について紹介します。

 

○AIの最前線:ChatGPT5.1とGemini 3.0

現在、生成AIのモデルで世界的に頻繁に用いられているのが、GoogleのGeminiとOpenAIのChatGPTです。ChatGPTの最新モデルは5.1で2025年11月12日にリリースされています。一方、Geminiの最新モデルは3.0でで2025年11月18日とほぼ同時期にリリースされています。それぞれの特徴は以下の表のようになります。

ChatGPT 5.1 Gemini 3.0
推論能力 より人間らしい対話と、細部にわたる意図の理解、創造的なフィクション生成に強み。 長い文章での複雑な論理パズルの解決、高度な科学的仮説の生成に強み。
コンテキスト 処理速度と安定性を高めつつ、実用的なコンテキスト長(数十万トークン)を維持。 非常に長いコンテキスト長(100万トークン以上)で、大量の情報を一度に処理し、一貫性を保てる。
API/連携 外部ツールやプラグインとの連携の柔軟性が高い。 Googleの他のアプリ(Workspace、Android、Chromeなど)への組み込みが容易。

 

両社から最新のモデルが発表され、いずれも能力が非常に高いモデルですが、ユーザーである我々の視点から最も大切なのか「使いやすさ」です。Googleの他のアプリの利用頻度が高い方は、Gemini 3.0が最適な選択肢となります。一方で、創造的なテキスト・画像生成や、Google以外の多様な外部サービスとの連携を重視する方は、ChatGPT 5.1が最適な選択肢になります。自身の使いやすさや利用目的に応じて生成AIを我々が使い分ける必要があります。

 

○スマホで完結できる議事録作成

現在、私たちが頻繁に使っているWeb上の生成AIを使った議事録作成には手間がかかります。録音した音声データをWeb上の生成AIに貼り付け、それを文字起こししてもらい、それをNotebookLMにアップロードできるようにPDFファイルを作成してやっと議事録が作成できます。

※NotebookLMは、ユーザーがアップロードした資料(ドキュメント、PDF、スライドなど)を基に質問への回答、要約、などを行うAIツールです。NotebookLMについては前回のブログで紹介していますので忘れた方は一度ご覧ください。

業務効率を劇的改善するGoogleのAI「NotebookLM」活用術(2025年9月最新版)

 

しかし、現在はAndroidの1つであるPixelであれば、それに搭載されているレコーダーで今回新たにNotebookLMへ連携して取り込めるようになりました。

そもそも、Pixelのレコーダーは、会議やインタビューの内容をリアルタイムでテキスト化し、話している人を区別する機能もあり、かなり精度が高くなっています。この連携により会議後に手動でデータを移行する手間がなくなり、スマホで録音した直後からNotebookLM上で議事録を作成することができます。議事録作成の作業がスマホで完結でき、議事録作成の革命とも言えます。

AIは「使う」から「パートナーとして活用する」フェーズへ移行しています。最新のツールを賢く取り入れ、日々の業務を最適化していきましょう。

 

経営コンサルタント

平田 紘基

持ち味カードを使ったキャリアデザイン研修のススメ

2025.12.1

阪本です。

今日は、長年お世話になっている「持ち味カード」を活用したキャリアデザイン研修の実施報告と、そのおすすめポイントをご紹介します。

この「持ち味カード」、顧問先の企業さまでは導入して5年目になります。主任クラスや若手社員が新入社員研修で頻繁に活用し、昨年からは面談に使用する「自己申告表(成長支援シート)」にも組み込まれています。今では社内だけで自走して活用されていて、外部支援者としてとても頼もしく感じています。


 全社員対象の「キャリアデザイン研修」90分ショート版を実施

今回は、全社員の皆さんを対象に「持ち味カード」を用いたキャリアデザイン研修を、昨年に続いて実施しました。昨年より短時間の90分バージョン。講義は最小限にし、ほぼワーク中心のプログラムです。

研修ではまず、社長より「経営理念・会社方針とよりよい人生」について、心のこもったメッセージをいただきました(この時間が本当に大切…!)。

そこからはキャリアの基本を軽く押さえ、「Will・Can・Must」のフレームを応用しながら、持ち味カードを使って

  • CAN(できること)の棚卸し

  • WILL(やりたいこと)の抽出

グループでの対話・相互理解
を進めていきました。

 “覚えていない”からこそ、キャリアを考える機会が必要

研修冒頭で「去年の研修を覚えている方は?」と伺ったところ、手が挙がったのはごく少数。「覚えていない方?」には多くの手が……。これは決して悪いことではなく、キャリアは放っておくと後回しになるという人の自然な傾向だと思います。だからこそ、この時期の研修はとても有効です。まもなく賞与面談がある、年末に向けて一年の振り返りをする時期、来年の目標を考え始めるタイミングといったこうした節目に、勤務時間中に、仲間と一緒に人生と仕事を語る時間は何より貴重です。そして、私の経験からも、定着率の良い会社ほど、人生に役立つ教育に時間を使っていると強く感じています。直接スキルに関係しなくても、会社が「社員の人生を応援する」姿勢を持つことが、経営理念の実践にもつながります。

多世代・他部署を混ぜたグループだからこそ生まれる学び

今回のグループは、あえて部署も年代もバラバラに。18歳〜81歳まで幅広い年齢層の社員さんが集う会社だからこそ、擬似的な多世代交流のような効果も生まれました。普段は仕事の話しかしていない相手と、人生や価値観について語る。若手に対して、つい先輩が“お節介”を焼く。みんなで「CAN」「WILL」について自由にコメントし合う。そんな場が和気あいあいと生まれ、90分とは思えない濃密な時間になりました。

講師として心がけたこと 〜ほぼ“タイムキーパー”〜

私が担ったのは、キャリアの基礎理論を少しお伝えすることと、時間にメリハリをつけて「集中して内省する場」をつくること。短時間でも深く考えられるように、自己完結しない・仲間と関わる構造にこだわりました。研修というと“強制参加”の印象がつきまといますが、そんな中でも必ず、次の成長ステップに前向きに活かしてくださる方がいます。そして、モチベーションが低めの方も巻き込みながら、優しいファシリテーションで場を整えるのが私の役割です。いい会社は、やっぱり教育に時間をかけている。そして、その投資は必ず社員の働きがいにつながる。
今回改めてそう感じました。

最後に:年末年始は、キャリアの棚卸しに最適な時期

最後は少し宣伝のようになってしまいますが……
年末年始のタイミングで、「仕事と人生の目標・アクションプラン」を見直してみませんか?忙しい毎日の中で忘れがちな“自分の声”を取り戻す機会として、キャリアデザインはとても有効です。

持ち味カードを使った研修は、自己理解、他者理解、認め合う組織によるチームワークを同時に高められる、非常に汎用性の高いプログラムです。

導入を検討されたい企業さま、随時ご相談ください。

中小企業診断士 阪本純子