9月, 2024 | ブログ・コラム

中小企業の経営力と業績向上を加速する アクセルコンサルティング株式会社 近畿経済産業局認定 経営革新等支援機関

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2024年09月の投稿

働きがいと働きやすさに関する考察 その2

2024.9.25

こんにちは、認め合えるしなやかなチームづくりを実践している阪本です。

今回も、毎年お話をお聞きしている株式会社宮田運輸の宮田会長の講演をもとに、「働きがい」と「働きやすさ」について考えを深めました。今回で宮田社長のお話を聞くのは5回目、宮田会長のお話しから、今回もやはり「人」を起点とした事業の広がりが印象的でした。宮田運輸は、規模はそれほど大きくないものの、社内には3人の代表取締役と5人の執行役員がいるそうです。今年の4月に、今の社長に交代、宮田博文社長は会長となり、福島の物流センターの社長に就任しました。福島の事業は、福島の復興に携わりたいという思いと、福島で働く人がいたから実現、まだ工場などが何にもないところに物流センターをつくられましたがそこがあることで工場の誘致ができ復興していくことになりそうです。最近では、元競輪選手の社員が廃業寸前の自転車屋を承継したいという話があり、宮田会長は「それなら会社としてやろう」と決断されました。儲かるか儲からないかは分からない、ただ「この人が必要だからやる」というシンプルな理由でした。このような決断、なかなかできないですよね。

※阪本が事務局をしているイノベーション・キュレーター塾のプログラムの一環で、宮田会長には毎年ゲストスピーカーとして来ていただいています。

経営者の役割は場をつくること ~「美点凝視」

宮田会長が強調していたのは、経営者が「美点凝視」、つまり人の良い面に目を向けて育てることが重要だという点です。宮田運輸では、目標はトップが決めるのではなく、みんなから自然に上がってくるものです。また、数字も積み上げ方式で管理され、「みらい会議」では、固定費や変動費まで含めたすべての経費項目がオープンにされ、外部の人にも公開されています。この会議は、社員の主体性を尊重し、「感謝と承認の場」として、笑顔とやる気にあふれる場となっています。自由参加の日曜日開催にもかかわらず、多くの社員や家族、さらには外部の人までが参加し、外部参加枠は常にキャンセル待ちです。皆さんの職場でも、こうした「感謝」と「承認」が自然に生まれる場があるでしょうか?

管理職は支援職~開かれた心から

宮田運輸では、管理職ではなく「支援職」という言葉が使われています。まさに、理論でいうサーバントリーダーシップですね。トラック運転手(宮田運輸では運転士といいます)が働く運輸業界では、通常ドライブレコーダーなどで厳しい管理が行われがちです。不安を恐れて仕事をすると、主体性はなくなっていく、自律性は発揮できません。もともと人の持っている良心を引き出していくのが管理職の役割で、徹底的に人を大切にして信じていくこと、違う考え方であっても「そんな考え方もあるよね」という心を開いて受け入れていく支援職の方々が各支店におられます。困ったときには、上司や仲間が助けてくれるという安心感がある組織が育っています。オープンな会社にしていこうとすると社会からも受け入れられていく、社会で必要とされる存在の会社になっているんですね。目的意識(売り上げ目標や短期的な目的などは特に)が強すぎると閉じてしまう、分けて考えてしまう、何だか思い当たることありませんか?

選ぶのではなく選ばれる会社へ

宮田運輸の採用は「先着順」で、すでに31組(300人中62人というと約2割!!)の親子が一緒に働いています。昨年は28組でしたが増えています。これも、特別な制度ではなく、自然な流れとして生まれたものです。信頼関係が築かれているからこそ、3回も出戻っている社員やもともと引きこもりだった社員を受け入れ、3年後には経理職として活躍している社員も、おられるそうです。人を信じ、人の良心を引き出す、「愛でいけるやん」という温かい環境が、社員にとっての働きやすさ、働きがいを生み出しているのでしょう。

人の心が社会をつくる

宮田会長のお話を聞くたびに感じるのは、「人の心が社会をつくる」ということです。自分の仕事が社会とどうつながっているのか、それを実感できると、人は自然とイキイキと働けるようになるのではないでしょうか。それは強制できないので環境を整えていくこと、まずは「わたしから」。これこそ「内発的に」内から湧き上がってこないと持続しないなーと思います。私たちも、承認研修や持ち味研修を通じて、お互いを認め合い、支え合う組織を育てていきたいと思います。

いつも毎回感動する、そして毎年進化し続ける宮田運輸さん。優しさがつながる感動で心が洗われます。

つづく未来のために、まずは身近な働く場は、あたたかさのあふれる場にしたい、自分自身も社会とのつながりを感じて働いていきたいと決意を新たにしました。

管理だけでは人は成長しません。信頼し合い、助け合うことで、しなやかな組織が生まれます。あなたの職場でも、こんな場を一緒につくってみませんか?

永続的な社会をつくっていこうとすることで真の幸福感が生まれていく、社会をつくるために人づくりが必要 会社のためでなく社会のために人を育てる、まさにウェルビーイングでもありますね。

宮田運輸について書いている当社の過去のブログも合わせてお読みください。

続く社会をつくる組織の意義ってなんだろう〜幸福を考える〜

合言葉「困ったときは大騒ぎ」~経営者の仕事は“仲間づくり”~

【持ち味カードを使って】

お互いを深く理解し、認め合うための手段として数年前から活用していただいている企業様。

現在は社内で、各部門のリーダーがチーム内で実施できるようにもなりました。新入社員研修でも活用してもらっています。

組織内でお互いの価値観や表現方法の違いを知ることが、チームの一体感を生み出し、より良い成果につながります。

 


経営者だからこそできる場づくり

今いるメンバーを強制して直接的には変えれませんので、周りの環境、職場を整えていきましょう。その環境、職場づくりの手段として、当社の研修を使っていただければ思います。

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①持ち味発見ワークショップ

社内でやっていただく「持ち味発見ワークショップ」を開催できます。持ち味カードをつかって、お互いの個性や強みを深く理解し、チームとしてどう活かせるかを探ります。画像をクリックして詳細をご覧ください。

②承認力向上研修

特に管理職層に特に必要な認める力。日常生活でも必要な承認力なので、職場だけでなく普段の生活も豊かになる、気持ちの持ちようが変わったということで受講してもらった経営者や社員からも好評です。

当社の研修は対面での研修が一番効果的ですがまずはオンランでお試し受講していただくこともできます。こちらもご覧ください。まずはオンラインでまずは話しませんか?

研修を通じてリーダーシップの新しい一面を発見し、組織をさらにしなやかに進化させることにつなげていきましょう。

中小企業診断士 阪本 純子

働きがいと働きやすさに関する考察 その1

2024.9.20

こんにちは。認め合えるしなやかなチームづくりを実践している阪本です。昨年度から参加していた支援機関の「新しい働き方検討委員会」のアドバイザーとして、ここ数ヶ月かけて報告書を作成してきました。この活動は約2年にわたりますが、振り返ると変わらない部分もあれば、着実に進展した点も感じています。特に経営者を交えながら、「働きやすさ」と「働きがい」について、それぞれの立場からたくさんの意見があり、「働きやすさ」は当然ながら、「働きがい」の重要性について議論が重ねられました。加えて最近は追加でヒアリング調査も行い、より一層、チームワークと「働きがい」が必要なことを実感しています。

今回は、昨年行った「働きやすい・働きがいのある職場づくり」アンケート結果からほんの少しだけポイントをご紹介します。

1.事業所の規模と働きがい・働きやすさ
小さな会社では、従業員同士の距離が近く、意見を言いやすいため、働きやすさを感じやすいようです。一方、大きな会社では、従業員が多いため、働きやすさが損なわれ、働きがいも低下する傾向があります。

2.経営者と従業員の認識の違い
経営者は「十分なコミュニケーションが取れている」と感じる一方で、従業員は「意見が聞き入れられていない」と感じることが多く、認識の差が顕著でした。例えば、業務改善の提案が受け入れられないことで、従業員のモチベーションが低下している様子でした。

3.年代別の重視するポイント
若い世代は、福利厚生を重視しており残業を減らしてプライベートの時間を大切にしたいと考えている一方で、成長意欲が旺盛で認められたい意識も高いです。年代が高くなるにつれて、仕事の中で達成感ややりがいを感じることを重視します。

詳細はこちらからご覧いただけます。ページにあるQRコードから、すべての業種別結果をダウンロードできますので自社の業種が気になる方は是非詳細も見てみて下さい。

改めて、私自身の働きがいについて考えてみると、クライアントの皆様と共に仕事を進めていくことに大きな意義を感じています。外部の支援者として伴走しながら、クライアント様のチームの一員としてお役立ちできることが、私の働きがいの源となっています。やはり、人と助け合えること、チームワークは働きがいにつながります。

今回の報告書も、支援機関の方と一緒に作成する中で、小さな会社のお役に立つものにしたいという思いがありました。日々のクライアント対応でも、企業の皆様と一緒により良い方法を考え、経営課題を解決するためにチャレンジすることにやりがいを感じています。その過程では、コミュニケーションとお互いの信頼関係が重要であり、これが私の働きがいにつながると改めて感じます。

今回の、支援機関のアンケート結果からは、研修や人材育成に関する評価が低く、研修や人材育成の余裕がない組織が多いということが分かります。信頼関係の構築とコミュニケーションの重要性についても自由記入に多くありました。小さな会社では、限られた経営資源の中で事業を行っており、大企業と比較すると、給与や待遇が劣ることが多いですが、働きがいを感じられる環境や場を整えることで、ひとりひとりのモチベーションを高めることができます。働きがいは経営者から与えられるものではなく、環境を整えることによって自然に湧き上がるものです。

私たちの研修を活用することで、働きがいを高める仕掛けづくりの一助となれば幸いです。

【持ち味カードを使って】

私たちが、自己理解や他者理解をするために日常で使う性格診断や相性診断は、しばしばその場限りで終わってしまいます。でも、使い方によってはお互いを深く理解し、認め合うための素晴らしい手段になり得るんです。組織内でお互いの価値観や表現方法の違いを知ることが、チームの一体感を生み出し、より良い成果につながります。


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①持ち味発見ワークショップ

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②承認力向上研修

特に管理職層に特に必要な認める力。日常生活でも必要な承認力なので、職場だけでなく普段の生活も豊かになる、気持ちの持ちようが変わったということで受講してもらった経営者や社員からも好評です。

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研修を通じてリーダーシップの新しい一面を発見し、組織をさらにしなやかに進化させることにつなげていきましょう。

中小企業診断士 阪本 純子

RPAで業務効率化!RPAを使った請求書処理とアンケート集計の自動化(※実演動画あり)

2024.9.13

私が紹介するのは今回もマクロマンを用いたRPAについてです。RPAについては前回のブログ記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。

業務の生産性を大幅に向上させるツール:RPA(※実演動画あり)

そもそもRPAとは、Robotic Process Automation(ロボティック・プロセス・オートメーション)の略称です。仕事上の作業を自動化する技術のことを指します。現在は、その中でも特にPC上の作業を自動化する技術を指しています。

RPAは、①反復的な作業の自動化できる、②人的エラーの削減、③作業効率性の向上、④従業員の業務負担軽減の4つの特徴があります。

日本の特に中小企業では、人手不足解消や生産性向上ために必要なツールとして注目されています。前回の記事ではRPAの必要性やRPAとはどんなものかを知ってもらうために動画を交えて紹介しました。今回はそこから一歩踏み込んで、RPAをどのように使うことができるのかという点について紹介します。

前回はRPAの一種であるマクロマンを用いて文字を抽出して表にまとめる作業を自動化しました。

この作業は、先方から送られてくるたくさんの請求書を1つのエクセルシートにまとめることを想定しています。請求書を1つのファイルにまとめることで二重振込防止による振込手数料の削減や、仕入や外注費等の諸経費がいくらかかっているのかの把握ができます。経営目線では非常に大きなメリットがあります。

しかし、作業者の視点から見ると、コピー&ペーストの単調な作業の繰り返しのためモチベーションが低下しやすくなります。また、資金管理の作業のため、ミスが許されないというプレッシャーを感じながら業務を行うことになり、心理的に大きな負担となります。

RPAの特徴を踏まえると、この業務は①反復的な作業であるため、RPAによる自動化できます。RPAに切り替えることで②人的エラーが削減すると共に④従業員の業務負担を軽減できます。

また、別の作業についても自動化することができます。それは、アンケートの集計です。アンケートは、お客様や取引先からの直接の声を収集し、それを改善することで売上向上につなげられる企業経営にとって非常に重要な業務の1つです。これも同様にマクロマンにより自動化したのが以下の動画です。

現在、RPAで自動化できるのは、点数化のルールを明確にできる選択式のアンケートだけです。この業務についてもRPAで自動化することで、①反復的な作業を自動化でき、集計の際の②人的エラーを削減でき、ミスが許されないという④従業員の業務負担を軽減できます。さらに、作業時間が大幅に削減できることから③作業効率性も向上します。

RPAを使いこなすことができれば、特にPC上での様々な業務を自動化できるため、生産性が大幅に向上します。前回も同じことを言いましたが、RPAの1つであるマクロマンは無料で使えるため、経営コンサルタントとしてぜひ一度ダウンロードして使われることをおすすめします。

 

経営コンサルタント

平田 紘基

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ドラッカーから経営者への5つの質問

2024.9.10

みなさん、こんにちは

アクセルコンサルティングの岡原です。
みなさんもピーター・ドラッカーはご存知かと思います。

20世紀を代表する経営学者であり、現代マネジメントの父と呼ばれる人物です。2005年に94歳で逝去されましたが、彼の思想と著作は、今なお世界中のビジネスパーソンや組織に大きな影響を与え続けています。

ーター・ドラッカーの書籍は素晴らしい本ばかりなのですが、その中でも非常に読みやすく、親しみやすい書籍で「ドラッカー5つの質問」という書籍があります。

今日はその書籍の5つの質問について、ブログで書きました。
小さな会社の経営において、めちゃくちゃ重要な視点だと思いますので、是非参考にしてください。

【目次】
1. ドラッカーの「5つの質問」とは?
2. 小規模企業の「使命」を明確にするために
3. 顧客を知ることが成功のカギ
4. 顧客にとっての「価値」を再定義する
5. 成果を測定し、未来の計画を立てよう

1.ドラッカーの「5つの質問」とは?

ピーター・ドラッカーは「現代経営学の父」とも呼ばれ、多くの企業が直面する経営課題に対し、的確なアドバイスを与えてきました。
その中でも有名なフレームワークが、経営者やリーダーに向けた「5つの質問」です。
この質問に答えることで、企業の現状を正確に理解し、今後の方向性を明確にするきっかけになります。

ドラッカーの5つの質問は次の通りです。

1. われわれの使命は何か?
2. われわれの顧客は誰か?
3. 顧客にとっての価値は何か?
4. われわれの成果は何か?
5. われわれの計画は何か?

これらの質問に明確に答えられるようになることは、小さな会社の経営者や後継者にとって、企業の方向性を見直し、より競争力のある事業を展開するための強力なツールとなります。

2.小規模企業の「使命」を明確にするために

「われわれの使命は何か?」という質問は、私たちの会社が存在する理由を見つけるためのものです。
小さな会社の場合、使命は大企業と異なり、創業者の思いや地域社会とのつながりが深く関わっていることが多いです。
この質問に答えることで、私たちの会社が事業を行うことで、何を目指し、どのように貢献しているのかを明確にしていきます。

たとえば、当社アクセルコンサルティングの経営理念は、「中小企業の存続と成長への取り組みを加速し、その会社にかかわる経営者・社員・顧客・地域社会の幸せに貢献します」としています。
小さな会社の経営に経営コンサルタントは必ずしも必要な存在ではありません。
税理士さんは絶対必要ですよね。
そのような状況での私たちの理念・使命は、成果を加速するということです。
そのために、私たち自身が実践し、また自己研鑽してスキルとともに人間力を高めていく必要があると考えています。

みなさんの会社が何のために存在し、何を成し遂げようとしているのかを再確認してみてはいかがでしょうか。

3.顧客を知ることが成功のカギ

次に、「われわれの顧客は誰か?」という問いです。これは、単に商品を購入する人だけを指すのではなく、あなたの会社が価値を提供する全ての人々を含みます。
顧客を正確に理解、定義することは、ビジネスの成功の近道だと言われます。
特に小さな会社では、顧客とのつながりがより密接であり、顧客ニーズに応じたサービスの提供が競争優位性を生むポイントです。

たとえば、地元の商店を経営している場合、単に商品を販売するだけでなく、地域住民との信頼関係を築き、その声を反映したサービスを提供することが重要です。顧客を知り、彼らが何を必要としているのかを理解することは、ビジネスの成功を大きく左右します。

みなさんの会社の顧客は誰なのかを明確にしてみましょう。

4.顧客にとっての「価値」を再定義する

「顧客にとっての価値は何か?」という問いは、あなたの会社が提供する製品やサービスが顧客にとってどのような意味を持つのかということです。
あなたの会社と取引するには、それなりの理由があります。
競合が提供している商品・サービスがあるにもかかわらず、当社で買ってくれるには、理由があり、その理由こそがみなさんが提供している顧客にとっての価値です。

みなさんの会社が提供している顧客にとっての価値を言語化してみましょう。

5.成果を測定し、未来の計画を立てよう

「われわれの成果は何か?」そして「われわれの計画は何か?」という最後の2つの質問は、あなたの会社がどのように成長し、将来的なビジョンを達成するかに直結します。
まず、成果を測定するためには、具体的な目標設定が必要です。
これには、売上や利益だけでなく、顧客満足度や地域での認知度など、様々な要素が含まれます。

そして、その成果をもとに、今後どのような計画を立てるべきかを考えます。市場の変化や顧客ニーズの変動に応じて柔軟に対応し、常に次のステップを意識することで、持続的な成長を実現することができます。

みなさんの会社が目指す具体的に成果とは何でしょうか。
みなさんの会社が持続的な発展を遂げるために、どのような今後の計画が必要でしょうか。

ドラッカーの「5つの質問」は、小さな会社の経営者や後継者にとって、経営を見直し、未来の方向性を決めるための強力なツールです。

「使命」を明確にし、顧客を理解し、顧客にとっての価値を提供することで、競争力のある会社作りが可能になります。また、成果を測定し、柔軟な計画を立てることで、持続的に成長可能な会社を作りに貢献するものとなります。

ぜひ一度、しっかりと考えてみましょう!

中小企業診断士 岡原慶高

後継者から真の経営者へ~成長に必要な3つの考え方~

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