6月, 2024 | ブログ・コラム

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2024年06月の投稿

毎日の作業を効率的に!代表的な自動化ツール3選とその活用法

2024.6.25

自動化ツールとは

自動化ツールは、繰り返し行われる作業を自動で行うように設定したり、自動化フローを作成することで効率性を大幅に向上させる技術です。自動化ツールを使用することで①時間節約、②作業精度の向上、③生産性の向上のメリットが得られます。今回のブログでは代表的な自動化ツールを3つ紹介します。

 

①VBA(Visual Basic for Applications)コード

VBAコードは、マイクロソフトが開発したプログラミング言語であり、主にOfficeアプリケーション(Excel、Word、PowerPointなど)の自動化に使用されます。VBAを使うことで、繰り返し行われる作業を自動化したり、複雑な計算やデータ処理を行ったりすることができます。

私はVBAコードを作成し、実行することで2時間かかる作業を1~2分で済ませることができており、作業時間を大幅に短縮することができています。

 

②マクロマン

マクロマンとはRPA(Robotic Process Automation)の一種です。RPAとは、ロボットによるプロセス自動化のことを指し、主にビジネスで繰り返し行われる作業を自動化する技術です。この技術により、人間が行っていた定型的な作業を自動化することが可能となります。

マクロマンでは、左クリックやエンターボタン、条件分岐や繰り返しなど多数の細かな指示を組み合わせることができるため、PC上での様々な操作を自動化できます。マクロマンは無料で使うことができますが、細かな指示が100種類以上と非常に多いため、使いこなすまでに時間がかかります。

私は、朝のセットアップにマクロマンを使用しており、メールソフトの起動やパソコン上での出退勤の記録などを自動化しています。

 

③Zapier

Zapierは、生成AIを含むさまざまなアプリケーション間で作業を自動化できるツールであり、異なるオンラインサービス間での連携が可能になります。

Zapierは「Zaps」と呼ばれる自動化フローを作成し、実行することで機能します。Zapはトリガー(最初の動作)とアクション(トリガー後に行われる作業)の組み合わせで構成されます。これらを定義することで作業を自動化できます。

Zapierは6000以上のアプリとの連携が可能で、様々なビジネスプロセスの自動化・効率化を図るのに非常に有効なツールです。ただし、Zap作成で詳細な設定が必要であり、ある程度の慣れが必要であること、また、アクションの多いZapを作成するためには料金がかかる事などのデメリットがあります。

 

各自動化ツールのメリットとデメリットをまとめると以下の表のようになります。

メリット デメリット
VBAコード ①プログラミングが必要      ②マイクロソフトOfficeでしか使用できない
マクロマン ①ノーコードで作成できる   ②無料で使える ①自動化フローを作成するためにスキルが必要
Zapier ①ノーコードで作成できる   ②6000以上のアプリと連携が可能 ①自動化フローを作成するために慣れが必要            ②有料

 

自動化ツールは、私たちの生活や仕事を根本的に変える可能性を持っています。この革新的な技術を理解し、適切に活用することで、より良い未来を築けます。

 

経営コンサルタント

平田 紘基

GTP4o(オムニ)誕生!!無料ユーザーの機能が大幅拡大

2024.6.12

岡原です。今日は5/13に実施されたOpenAI社のGPT4o(オムニ)について紹介します。

大幅なアップデートで、無料で使える機能が大きく拡大しました。

私は経営コンサルタントで、小さな会社の戦略やマーケティング面から業績向上や新規事業の立ち上げなどを支援していますが、人手不足や収益性の低さが課題になっている小さな会社での生成AI活用、ノーコードツールの活用が重要なテーマだと感じています。

ChatGPTが、2024513日に大幅アップデート!

GPT-4oとは

【OpenAIのホームページより(日本語訳)】

テキストだけでなく、音声や画像への入出力にも対応しており、より自然な人間とのインタラクションが可能となりました。

主な特徴は以下の通りです。

・テキスト、音声、画像を自在に入出力可能

・音声入力に最短232ms、平均320msで応答(人間並みの反応速度)

・英語だけでなく多言語に対応、特に非英語のテキスト処理が大幅に改善

・APIコストが半減し、処理速度も向上

実際に使ってみて何がすごいかというと

①テキスト生成速度がかなり上がった。目で追っていくのがやっとというレベルにまで、テキスト生成速度が速くなっています。

②最新版のGPT4oが無料ユーザーでも使用可能です(ただし、現在は3時間で10回の制限付き)

③無料版でもインターネット検索、コードインタープリタの利用が可能になりました(最新情報まで回答を得られ、かつプログラミングもできるようになりました)

④音声入力に対して、音声で返答してくれるので、会話相手になってくれます(笑)

というか、同時通訳ができるレベルで多国籍言語対応、早い応答速度が実現できそうです。

GPT4oのリリースの翌日、ある外国語学習を提供する企業の株価が暴落したそうです。それだけ、外国語教育へのGPT4oの活用が期待されているということかもしれません。

【ビジネス活用の視点】

いわゆるアイデア出しとか、文章を作ってもらうとかのテキスト生成は当たり前で、その先の活用方法を見出していきたいと思っています。

①テキスト生成

「○○の新規事業のコンセプトを提案して・・・」「○○のキャッチフレーズを提案して・・・」などのテキスト生成によるアイデア出しは、基本中の基本で、かなり活用できる部分です。

それ以外に

②プレゼン資料の作成

テキスト生成 → 回答の深掘り → パワーポイントデータの作成 → パワーポイントのフォントや体裁を整えるためのVBA(マクロ)プログラミング作成 → パワポに実装 → パワポの下書き・ドラフト版の作成

みたいなことができます。

実際に勉強会で上記の流れを実践して、「こんなことができるんだー」という感想を多くの方からいただきました。

近いうちに、動画で紹介していきたいと思っていますので、またメルマガをチェックしておいてください。

③外国人との接客に活用

まだ日本?私のアカウントでは、0.3秒の応答対応が実現できていませんが、今回のアップデートで会話に対して0.3秒で反応するという新機能が搭載されました。しかも、悲しいとか元気とか感情を持った表現をしたりすることもできます。

商品名を出すと問題になりそうですが、〇トークみたいな翻訳機は使ったことないのですが、今回のアップデートでもしかするとGPT4oに通訳をするように指示し、音声会話することで、翻訳機が不要になる時代がくるかもしれません。

無料版でもGPT4o使えます。

まだまだ完璧を求めることはできませんが、この波に乗るのか、乗らないのかは今後のビジネスの成長を大きく左右するかもしれないなと思っています。

是非、試してみてください。

自分専用のGPT「MyGPTs」リリース!!ChatGPTがまたまた進化!!

ChatGPTの新機能3選!知って得するChatGPTの最新機能を徹底紹介

 

中小企業診断士 岡原 慶高