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前回のブログでは、「見える化」と「共有化」の取り組みが重要だというお話をしました。
非対面型の営業・集客活動に移行する為に重要なのが、、「見える化」と「共有化」です。
対面型の営業・集客活動の場合、営業担当者個人の活動に依存していることが多かったと思います。
非対面型の営業・集客活動の場合、全社で統一した活動が求められるので、顧客情報を社内で見える化・共有化する取り組みが鍵を握ります。
では、どのように見える化・共有化に取り組んでいけばいいのでしょうか?
まず考えていただきたいのは、何を見える化・共有化していけばいいかということです。
顧客情報を共有する時に、まず取り組み始めるのは顧客の住所や電話番号、担当者情報等といった基礎情報です。
社内で顧客情報を共有していますか?と質問すると、上記に挙げたような基礎情報を共有していると答える企業が多くあります。
しかしながら、これらの基礎情報は共有されていて当たり前です。
今回の非対面型営業・集客活動で重要なのは、より詳しい生の顧客情報です。
対面型営業の場合、営業担当者は日頃、顧客・見込み客のところに訪問し、いろいろな情報を見たり聞いたりしています。
先方の担当者から、会社の悩みやお困りごと、問題・課題などを聞く機会も多いのではないでしょうか。
その情報が、企業にとっては重要な「顧客の声」になります。
顧客の声を一番身近に感じることができるのが、営業担当者です。
最近では、インターネットも発達し、顧客・見込み客の企業情報や取扱商品・サービス等を簡単に知ることができるようになりました。
しかし、ホームページでは当然ですが、その企業の悩みやお困りごと、問題・課題などは載ってませんよね。
営業担当者は、インターネットでは調べることができない、顧客の生情報を自社に持ち帰る情報収集部隊です。
対面・非対面に関係なく、顧客の生情報を社内に持ち帰るのが営業担当者の仕事です。
営業担当者の仕事は、商品・サービスを売ることだけではありません。
役割を拡張し、セールス部隊は会社の司令塔であると位置づけることが求められています。
まずは顧客の生情報を見える化・共有化していくことから始めてみましょう。
その次は、顧客の生情報の活用についてです。
続きは次回のブログにて。
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